サクラメント滞在写真集 ��
Seson 2
Photo Diary
By Matsutora in U.S.A. from September 2012 to March 2013.
２０１２年９月１５日（土）
Coming back to Sacramento
Sacramento, 15th September 2012
一時帰国していました。 素晴らしいサクラメントに戻ってきました。
街路樹は全米一の多さといわれています。美しい街です。
サクラメントは政治都市なので週末は役所が閉まり閑散としています。
次のような壁画はアメリカらしくて好きですが、あまり多くはありません。
また、アメリカの街は中華街のような特別の場所は別として、
アジアの各都市のように看板が林立することもありません。
キリスト教世界では、昔から七つの大罪といって、
「暴食」,「色欲」,「強欲」,「憤怒」,「怠惰」,「嫉妬」,「傲慢」は、
人間を罪に導く可能性があると見做されてきた。
キリスト教文化の影響が濃い米国でも
この考え方は社会の根底に流れているようだ。
つまり自己の商売の看板をあちこち無秩序に立て並べることは「強欲」とみなされ、
宣伝とは裏腹にむしろ逆効果になるということだ。
写真の壁画は殺風景な壁を色鮮やかにセンス良くまとめているので、
世間から好ましいものとして受け入れられていると確信している。
２０１２年９月３０日（日）
Sunset and Harvest Moon
Sacramento, 30th September 2012
カルフォルニアの夕焼けは綺麗だ。毎日ピンク色の雲がたなびく。
２０１２年１０月３日（日）
Gluten Free
Sacramento, 3rd October 2012
アメリカの普通のスパーに“gluten free（グルテン フリー）”というコーナーがある。
グルテンとは、小麦やライ麦などに含まれるたんぱく質の１で、
これを撮りすぎるとセリアック病(Celiac Disease)になる。
そのためにグルテンを控えた食品がグルテン フリーなのである。
セリアック病とは
小麦やライ麦などに含まれるたんぱく質の１つグルテンに対する自己免疫疾患である。
つまりセリアック病患者がグルテンを摂取すると
たんぱく質によって小腸内膜がダメージを受けるので、
ガス、下痢、消化不良などの胃腸の不快感という症状が出る。
また、小腸の栄養吸収がうまく行われないので貧血症やビタミン不足を招くそうだ。
小麦粉を多用する国には、また新たな障害が出てくるというわけだ。
日本ではライ麦は健康にいいということで、
ライ麦パンは普通のパンよりも高かったりする。
アメリカではセリアック病を回避するために、
わざわざライ麦や小麦の入っていない食品を求めている。
たとえば、このクリームサンドクッキーは、
小麦粉やライ麦の代わりにトウモロコシ粉、白米粉、タピオカ粉、
大豆粉などのブレンド粉を使っているようだ。
２０１２年１０月５日（火）
No Plant Lice
Sacramento, 5th October 2012
カルフォルニアでは秋にもバラが咲いている家はちょくちょくある。
花に劣らず新芽や葉もとてもきれいである。
アブラムシもいなければ、虫食いの葉が一枚もない。
かといって消毒した跡も全くない。
カルフォルニアにはもともとアブラムシがいないのである。
カルフォルは乾燥地帯で５月から１１月頃まで全く雨の降らない乾季がある。
あのゴキブリさえ生息できない。ゴキブリがいない住居は真に快適である。
その他、蚊や蜘蛛もほとんどいない。毛虫もいない。蛾もいない。
しかしながら、スパーでゴキブリ退治のコンバットを見つけた。
ゴキブリがいるという証拠だ。
これは、北海道と同じで元々はゴキブリは住めない環境であるが、
引っ越し荷物のなかに運悪くゴキブリの卵が付着していたら、
孵化した家の中では繁殖することになる。
蚊は水たまりがなければ産卵できない。
半年以上も雨の降らないカルフォルニアでは産卵も孵化もできない。
そのカルフォルニアも１１月から４月ころまでは雨季でちょくちょく雨が降る。
そうなると蚊も出るには出るが多くはない。
蜘蛛もいるにはいるが、
日本のように庭や林などで蜘蛛の巣が張っているのを見かけることはほとんどない。
蜘蛛の巣の張っていない庭は実に気持ちがいいものである。
毛虫も少しはいるのかもしれないが、虫食いの葉を見ることはほとんどない。
前述のアブラムシも地元の人に聞けばいることはいるそうだ。
２０１２年１０月７日（日）
Sam's Hof Brau
Sacramento, 30th September 2012
１９５９年創業。量も多く値段は手頃。
家庭で料理せず毎日通っている人も多い。
大変人気がある店である。(Zagat23)
Hof Brauとはドイツ語に起源をもつ言葉で、
ホフブロイハウス（Hofbräuhaus am Platzl）のことである。
ドイツのミュンヘンにある国立ホフブロイハウス醸造会社が
直営するビアホールの一つである。
ビールの本場ミュンヘンのからヒントを得た命名です。
レストランの片隅がバーになっています。
２０１２年１１月１２日（月）
Krispy Kreme Dougmuts
Roseville, 12th November 2012
先月、このクリスピー クリーム ドーナツをもらった。
今までに食べたことのない柔らかな食感と旨さだったので、
我が人生で一番うまいドーナツだと絶賛した。
そのことを覚えていてくれた友人が、
みんなで食べに行こうとさそってくれた。
昨日の日曜日が祝日（ベテランズデー）だったので、
今日の月曜日は振り替え休日ということもあった。
この店はサクラメント近辺には１店舗(Zagat26)しかない。
そこは自宅から３０ｋｍもあるが、
車に分乗してドライブがてらみんなで食べに行った。
思えば、初老の男がドーナツを食べる機会はほとんどない。
さらにドーナツは見るからに高カロリー食品なので
自ら避けていた節もあるにはある。
ドーナツを食べた記憶も何十年もなかったので、
特にうまいと感じたのかもしれないが、
現代のドーナツは一般的にこんなものなのかもしれない。
2006年6月26日、ロッテが70%、リヴァンプが30%を共同で出資し
クリスピー クリーム ドーナツ ジャパンを設立し、
積極的に出店を進めているようだ。
すでに東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、岐阜県、
三重県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、福岡県でも
このドーナツを食べられるそうだが、
四国にはまだ出店していないようだ。
この店は朝の５時半から開いている。
このドーナツを朝食代わりにするからだそうだ。
目の前で作った出来立てのドーナツが食べられる。
３箱に一杯のドーナツで２５ドル(2000円) は安い！
２０１２年１１月１５日（木）
RV Park Sacramento
Sacramento, 15th November 2012
こちらはRV Parkです。
Parkといっても公園ではなく、RVが駐車している場所です。
RVとはレクレーション・ビークル
(recreational vehicle：レクリエーション用自動車)の略です。
つまりキャンピングカーのことですが、
キャンピングカーは和製英語で米国では使われていません。
ここはキャンピング場ではありません。
キャンピングカーを住居にしている人たちが住んでいます。
もちろん地代は必要ですが、
家を建てるよりも安価にマイホームを手にすることができるので、
低所得者の独居男性老人が多く住んでいるようです。
芝生つきなので、
アメリカ人の大好きなバーベキューもできますね。
キャンピングの雰囲気で楽しそうです。
RV Parkはどこの街にも何箇所かあります。
決して珍しいものではありません。
郵便受けです。
訪問者は事務所に来てください。
公共の駐車場ではありません。
契約者以外のお車はレッカー車で移動しますが、
その移動費用は当該車の所有者負担になります。
立ち入り禁止。
カルフォルニア州法により違反者は起訴されます。
（事務所で事情を上手に説明すれば見せてもらえます！＼(^o^)／）
Sands Motel
Sacramento, 15th November 2012
アメリカのモーテルは
日本的なイメージで説明すれば駐車場つきのビジネスホテルです。
商人や旅行費を抑えたい旅行者が利用するようです。
たまたまカーテンが開いていましたので勝手に覗きこみました。
どこかを修理しているようです。
インターネットで検索すると
１泊駐車場込みで５３ドル（４,２４０円）だそうです。
Casino Royal
Sacramento, 15th November 2012
アメリカでカジノといえばラスベガスだ。
ラスベガスがあるネバダ州はギャンブルが認められているのでカジノが作れる。
その他、いくつかの州がネバダ州のようにカジノ経営が認められているが、
その他の多くの州はギャンブルが禁止されているのでカジノはない、
というのが一般的に私たちの知るところではないだろうか。
ところが、カジノが非合法であるカリフォルニアを含めて
アメリカのほとんどの州にカジノがあるとすればどうだろうか。
実は、アメリカのほとんどの州にカジノがある。
写真はサクラメントの私の自宅から車で１０分くらいのところあるカジノだ。
決して大きなカジノではないが、間違いなくカジノである。
調べてみると、サクラメントだけでなく、
カルフォルニア州内のあちこちの都市にカジノがあり、
さらに郊外には大きなカジノ リゾートホテルがたくさんある。
それはカルフォルニア州だけではなく
米国の多くの州においても同様の傾向が見られる。
これはいったいどう理解したらいいのだろうか。
実は、インディアン（アメリカ先住民）はカジノを経営することが
合法的に認められれているのである。
そして、彼らが経営するカジノをインディアン カジノと呼んでいる。
彼らの居留地で大規模なカジノ経営を展開することもあれば、
都市の一角で写真のような小さなカジノを営業していることもある。
これらインディアン・カジノ（居留地）の年間総収入は約1兆6500億円に達し、
ラスベガスの総売上高を凌駕している。
インディアン部族は、白人にとって不要な不毛の僻地に押し込められて、
これといって新たな産業も起こせず、カジノが唯一の収入源である場合も多い。
インディアンはもとから数十人〜数百人の集団を作って生活している。
この集団は「バンド」と呼ばれていて
常にバンド内の全員の意見によってすべてが決まる。
インディアン・カジノはこのバンドが主体となって居留地内でカジノを運営している。
カジノで得た収益は、居留地に住む同じバンドの仲間で分け合うことになり、
居留地内のインディアンの重要な現金収入だけではなくて就職先にもなっています。
インディアンの住む居留地の中は、ひとつの国のように存在している。
そのためアメリカの法律がそのまま適用されない場合や
「インディアン法」などの特別な決まりが適応されることもある。
そもそもラスベガスも金のないインディアン達のギャンブル場だった。
そこに目を付けたマフィアが進出し白人達の賭博場と化した。
いまでこそマフィアはいないといわれているが、インディアン カジノもない。
1979年12月14日、セミノール族はフロリダ州ハリウッドの保留地で、
起死回生をかけて高額賭率のビンゴ場を開設したが、
フロリダ州が即座にこれを停止させようとし、
部族と州はカジノ経営の是非を巡って法廷闘争となった。
1981年、連邦最高裁判所はセミノール族のビンゴ場経営の権利を支持する判決を下した。
1987年、カリフォルニアの
「ミッション・インディアン」のカバゾン・バンドが高額賭率ビンゴ場を開設。
その差し止めを要求する州と法廷闘争となった。
米国最高裁判所はこれに対し、
「市民法280条（「ブライアン対イタスカ郡」裁判）」
（Bryan v. Itasca County）を基に、
「インディアン部族による賭博の開催は連邦と州の管轄外であり、
カリフォルニア州にそれを罰することはできない」とする裁決を下した。
1992年、コネチカット州のマシャンタケット・ピクォート族が
「フォックスウッズ・カジノ・リゾート」をオープンし、
さらにダコタ・スー族が「ミスティック・レイク・カジノ」を開き
大きな利益を得て大成功すると、
ピクォート族やダコタ族に続けとばかりに
他の部族も不安定な経済収入の改善を目指して
ギャンブル事業にどんどん乗り出している。
自宅近くの小さなカジノ
サンダー バレー カジノ リゾート(サクラメント近郊にある大型カジノ)
２０１２年１１月１６日（金）
Rainy Season
Sacramento, 16th November 2012
カルフォルニアにも春夏秋冬の四季はあるが、
それ以上に重要なのは乾季と雨季の二季ではないかと思う。
毎年４月中旬ころから１０月下旬ころまでは乾季で雨は全く降らない。
その間は青空が広がり、大地は不毛の地になる。
街路樹や民家の芝生や畑などは全て
スプリンクラーが設置されているので緑を保っているが、
それ以外の場所では雑草一本生えない。
１０月下旬ころから４月中旬ころまでが雨季である。
日本の梅雨のように毎日雨天か曇天で、
雨もしとしと降り続け屋敷内はカビが発生するわけでもなく、
カルフォルニアの雨季は２、３日ぐずついた日が続いても、
その後は１週間ほど青空をのぞかせるので屋敷内にカビが発生することもない。
しかし、雨季の始まる秋に若草の芽生えが始まるのである。
雨季が来て２、３週間後には不毛の空き地などが緑で覆われる。
この芽吹きは冬を越して春を迎えるが、５月ころには枯れる。
ここでは日本の季語は全く当てはまらない。
カルフォルニアの秋は紅葉と雨、
そして若草、雑草が生え始める。
雑草にはもったいないような可愛い花も咲いている。
２０１２年１１月２０日（火）
Autumn Colors
Sacramento, 20th November 2012
１０月３０日のハロウィーンが近づくと紅葉が始まる。
それから約１カ月間は紅葉を楽しむことができる。
紅葉は街中で起こる。街路樹や民家の庭木が色づくので、
とりたててどこかの公園に紅葉狩りに行く必要はない。
メイプル（西洋楓）やハゼの木（スーマック）が特に鮮やかである。
メイプル
ハゼ(最盛期には真っ赤になる）
このハゼはスーマックと呼ばれ中近東一帯に原生している。
果実がスパイスとして利用される。
果実を乾燥させて、ホールもしくは粉末の状態のものを用いる。
赤い果実はフルーティーな酸っぱさがあるため、
欧米ではレモン汁や酢のようにして利用されている。
特に、レバノンではどの家庭にも常備されているほど、
ポピュラーなスパイスである。
２０１２年１１月２２日（木）
Thanksgiving Day
Sacramento, 22nd November 2012
１１月２２日（木）は感謝祭である。
感謝祭というのは、
イギリスからマサチューセッツ州のプリマス植民地に移住した
ピルグリムファーザーズ（最初の移民）の最初の収穫を記念する行事であると
一般的に信じられている。
豊作を感謝する日本の秋祭りと心は似ている。
感謝祭は毎年１１月の第４木曜日で、
翌金曜日も有給休暇になり４連休になるところが多い。
更に、学校や会社によっては月曜日から休日になるところもある。
そうなると、その前の土日も含めて１０連休になる。
この時期は正に日本のゴールデンウィーク状態である。
高速道路は渋滞し、
鉄道やホテルの予約もかなり早い時期から手を打たないと確保できない。
遠くの息子や娘が子供を連れて実家に帰るのもこの時期である。
感謝祭当日の新聞。日本のお正月のように広告がたくさん入っている。
全てブラックフライデー（黒い金曜日）の特売の広告である。
ブラックフライデーというのは感謝祭の翌日の金曜日を指す。
この日からクリスマスプレゼント（年末年始）の買い物が始まるので、
商店はこの日から黒字になるというわけでブラックなのだそうだ。
この日の商売は日本の初売りのように縁起ものなので
金曜日になると各商店は我先にと特売を開始する。
特売は真夜中だというのに客もどんどんやってくる。
下の４点セット(卓上ライトも含む）は398ドル(31,840円)だ！
安い！！！買った！！！＼(^o^)／
ipodは399ドル(31,920円)！その上、75ドル(6,000円)の商品券がもらえる。
この店はウォルマートなのでこの商品券は無駄にならない！
つまり、ipodが何と25,920円で買える！これも安い！！！＼(^o^)／
世界最大の百貨店グループ！
メイシーズは２５％から６０％引きだそうだ。
金曜日になったすぐの真夜中の１２時に開店し特売をするそうだ。
シアーズ百貨店は朝４時から、
JCペニー百貨店は朝６時に特売開始するそうだ。
感謝祭のご馳走は七面鳥の丸焼き(ローストターキー)です。
この肉をうすぎりにしてクランベルソースをかけていただく。
クランベルソースというのは、クランベルという赤い実を甘く煮て作る。
ソースというよりもジャムの感じなので子供は喜ぶかもしれない。
下の写真は、
感謝祭だというのに七面鳥の丸焼きにも縁遠い不憫な友人(松虎)を
気遣って招待していただきました。ありがとうございます。m(__)m
特上のワインがうまかった！＼(^o^)／
そして、深夜
近くのメイシー百貨店に行った。
午後１１時３５分、すでに長蛇の列。
２３日午前零時開店した。
店内は１０％から６５％引きのほか
ブラックフライデー深夜特売用（Early Bird Sale）商品もある。
貴金属は普段の日の４０％引きだったが、
お客さんはどちらかというと後者のブラックフライデー深夜特売用商品に群がっていた。
もしこの時期に米国旅行される方はこのブラックフライデーの買い物はお勧めだ。
深夜なのでパックツアーであっても近くの百貨店などで買い物できる。
どこの商店が何時に特売するのかなどの情報は、
滞在都市名とBlack Friday Early Bird Saleで検索すれば簡単に分かる。
ブラックフライデーは毎年第４金曜日の早朝だ。
米国旅行ガイドブックなどには、
クリスマス後は商品が半値になるので
ショッピングを楽しみたい方はクリスマス後に行くのがよい、
というような記述が多いが、
確かにクリスマス用品
（クリスマス飾りとかリースとかリボンとかクリスマス用食器など）
はクリスマス後１週間ほど半値にはなるが、
来年のためにクリスマス飾りを買いたいという日本人旅行者以外は
クリスマス後の特売の恩恵を授かるものはほとんどいない。
日本の特売は春が近くなってきたら、冬物処分で特売していくが、
アメリカはクリスマス前は大量購買時期なので、
しょっぱなからどんどん特売していきます。
世間にあそこはいいものが安いぞーと認識させて、
大量の購買客を自店になだれ込ませる。
そして大量に買わせる。
それが商店の集客戦略と思われる。
日本的発想でクリスマス後に訪米して
半額になった冬物のコートを買うというのは全くの見当違いといえる。
アメリカでの買い物はブラックフライデーがお勧めだ。＼(^o^)／
２０１２年１２月１４日（金）
Christmas Holiday Deals
Sacramento,December 14th 2012
１２月１４日（金）今朝、コネチカット州（アメリカ東部）の小学校で銃乱射事件が発生し、
子供18人を含む27人が死亡、犯人は自殺した。
アメリカではこの種の事件は何度も何度も繰り返されているので
今さらびっくりすることではないのかもしれない。
繰り返される銃発砲事件を本気で止めようとする動きは全く見られれない。
ところで、左は本日の新聞広告である。
アウトドア系のスポーツ店のクリスマスセールの宣伝である。
拳銃が３２,０００円、ライフルが１７,０００円くらい。
もちろん本物の拳銃である。
拳銃はこのようなアウトドア系のスポーツ店だけでなく色々のところで売っている。
スーパーでも売っている所がある。
２０１２年１２月１５日（土）
Holiday Lights in the Fabulous Forties
Sacramento,December 15th 2012
カルフォルニア州議事堂から東に４ｋｍほど離れたところに
ファビュラス・フォーティーズという高級住宅街がある。
この住宅街は７０〜８０年前にはすでに高級住宅街として知られていた。
現在の高級住宅の基準からすると、屋敷や敷地は広くはないが、
ダウンタウンから近く、高級住宅街としての歴史もあるので、
現在でもサクラメントを代表する高級住宅街になっている。
州知事時代のドナルド・レーガン大統領も、知事公邸はあったが、
それとは別にこの地に私邸を構えて、こちらの私邸で大半を過ごした。
現在のサクラメント市長もここに住んでいる。
最低価格の中古住宅（土地付き）でも９００,０００ドル
（１ドル８０円で７２００万円、１１０円で約１億円）である。
プールはどの家にもある。
ファビュラス・フォーティーズは、
４０番通りから４８番通りまでの八つの通りにまたがっている。
電飾は個人の自由意思を尊ぶアメリカでは珍しく軒並みやっていた。
写真はたくさん撮影したが、ほんの一部を掲載したにすぎない。
カルフォルニア州議事堂
ファビュラス・フォーティーズ
ドナルド・レーガン大統領が州知事時代にナンシー夫人と住んでいた家。
現在は全く別人が住んでいる。
２０１２年１２月１８日（火）
Frostfall
Sacramento,December 18th 2012
サクラメントは一番寒い時候になった。
これから４週間は霜の季節だ。
とはいえ毎日霜が降りるわけではない。
この時期は雨季でもあるので雨天の日は降らない。
霜が降りるのは快晴になる日が多い。
快晴の日、朝は寒くても日中は気温が上がるので、
屋外でも厚手のシャツだけでも大丈夫だ。
サクラメントに雪は降らない。
霜は降りても結構暖かい冬である。
２月になると花梨やアーモンドの花が一斉に咲き始める。
サクラメントの２月は日本の４月の感じだ。
サクラメントの冬は短い。
写真は今朝の霜（自宅の屋根と近所の芝生）であるが、
あたり一面がこんなになるのではなくて、
霜が多く降りているところを探して撮影している。
屋外に出て周囲を一見すると霜が降りていることに
案外気付かないかもしれない。
２０１２年１２月２１日（金）
Sacramento City Hall
Sacramento,December 21st 2012
サクラメント市議会
サクラメント市役所。市議会と市役所は同じ敷地内に並んで建つ。
市役所１階ロビーはロバート松井ギャラリーになっている。
ロバート松井については、
East Lawn memorial park（イーストローンメモリアルパーク）を参照。
タワーレコード展を開催していた。
タワーレコードというのは、
サクラメントが発祥の地の世界最大のレコードシップだった。
海外初店舗は東京都品川区五反田のこの店だった。
その後２０年間に２００店舗（海外）になった。
乗馬でパトロール中の警察官。馬もクリスマス飾りしていた。
２０１２年１２月２６日（水）
Christmas Presnts
Sacramento,December 26th 2012
クリスマスも終わりました。
クリスマスプレゼントについて書き残しておこうと思います。
クリスマスプレゼントは２４日の深夜までにクリスマスツリーの周りに置いておきます。
それらのプレゼントには誰だれから誰だれへ、と名札のシールが付けてあります。
家族以外の方でも、もしその家庭の誰かにクリスマスプレゼントを渡したい時は、
その家を訪問してクリスマスツリーの周りに置いておくことも可能です。
但し、“サンタクロース”からのプレゼントは
できるだけ子供たちのそばのベッドの横とか、
その子供の部屋の前などに置いておくようだ。
そうすればサンタさんがわざわざここまで来てくれたんだ、
と子供の喜びも更に増すことになります。
事実、２５日の朝、
偶然顔を合わせた近所の子が泣きながら私のところに走ってきました。
クリスマス早々何があったのだろうかと心配しましたが、
“サンタさんが来てくれたのよう〜、わたしの部屋の前まで来てくれたのよ〜”
と感激のあまり泣きながら誰にも彼にも告げて回っていました。
私も腕を引かれて
“サンタクロース”からのプレゼントの前まで案内されて見せてもらいました。
それは立派なドールハウスでした。
クリスマス前には、いい子になること、ドールハウスが欲しいことを書いて、
サンタさんに手紙も出していたようでした。
その子は登校拒否児の傾向があって、ご両親は苦労されていましたが、
今年は欠席が大幅に減ったと喜んでいらっしゃったのを耳にしていたので、
“サンタさんはちゃんと見てるんだね。今年はよく学校に行ったからね〜。
サンタさんも嬉しんだよ。来年はサンタさんをもっと喜ばせてあげようね”
といったのですが、
サンタがドールハウスを持ってきてくれたことがよほど嬉しかったようで
泣きじゃくっていました。
ところで、ツリーの周りに置いてあるプレゼントは、
２５日の午前中に家長（お父さんなど）が、名札を見て、みんなに配分するようです。
また、
クリスマスプレゼントにカードをもらうこともあります。
米国では百貨店やスーパーや有名店ではどこでも贈答用カード
（日本では商品券に該当する。米国ではそれがカードになっている）
というのを準備しています。
ちょっとお世話になったから、スターバックスのコーヒーでも飲んで〜、
というときはスターバックスのカードに５ドルほど入れて相手に渡します。
それらのカードはどの店でもレジの近くに置いてあって、
レジでいくらいくら入れてくれと言えば、その場で入れてもらます。
その贈答用カードもクリスマス時期はクリスマスの絵柄とメッセージが入り、
そのカードを収めるクリスマスカードも売っています。
さしずめ、お金（贈答用カード）の入ったクリスマスカードになります。
贈答用カード。１ドル以上で半端な金額でも入れられる。カード代金や手数料は不要。
贈答用カードを収めるクリスマスカード。
私もクリスマスプレゼントをたくさんいただきましたが、
それらの中にスターバックスのコーヒー入れがありました。
アメリカ人はこんなのを水筒代わりによく持ち歩いています。
ところで、このコーヒー入れは３０ドルもするようです。
１ドル８０円で２４００円です。びっくりするような高価な値段ですが、
実はこのコーヒー入れは１月だけの１ヶ月間だけですが、
このコーヒー入れをスターバックスの店（どのお店でもよい）に持って行けば
無料でコーヒーを入れてもらえます。
つまり１カ月分のコーヒー代込みということです。
今日、近くの店で確認したら、
このコーヒー筒に一杯のコーヒーを入れると１ドル８５セントかかるそうです。
つまり、１６回飲めばコーヒー入れ物の筒の代金がただになるということです。
更に１５日、計１カ月間、毎日１回入れれば、
その１カ月分のコーヒー代は半額ということになります。
コーヒーを自宅で入れない人にとってはかなり素晴らしいサービスです。
２０１２年１２月３１日（月）
Customer Service
Sacramento,December 31st 2012
ウォルマート(全米的に有名なスーパー)の顧客サービスカウンターである。
日本のスーパーにも顧客サービスカウンターはあるが、
サービス内容には、やはりお国柄が現れている。
このカウンター前は行列が絶えたことがない。
看板にはMoney Services、Returns、Gift Registryと列記されている。
≪Money Services（マネーサービス）≫
アメリカの世帯の１／４は通常の銀行口座を持たないか、ほとんど使わない。
銀行はこれらの顧客に対してあまり興味を示しておらず、
ウォルマートのマネー・サービスがその役目を果たしている。
たとえば、アメリカでは給与は小切手で支払われることが多く、
そのために基本的には銀行口座に入れないと現金化できない。
しかし、銀行口座を開くためには公的な身分証明書が必要で、
また外国人は場合によっては
有効なビザを提示しなければならないこともあり手続きは面倒だ。
ウォルマートは、
このような民間の企業や政府が振り出した給与の小切手の現金化や、
他の小切手の換金なども行っている。
その他にも、プリペイド・デビット・カードの発行とカードへの入金、
世界中への送金、
ビル・ペイメント（支払い代行）なども行っている。
もちろん全ては手数料が必要ではあるが、
銀行としての承認は受けていない為に預金やローンは扱っていない。
≪Returns（返品）≫
日本にも返品制度はあるが、アメリカの返品制度は度を過ぎている。
自分用に買ったものであろうと、もらいもの（贈り物）であろうと、
商品には何の落ち度がなくても、レシートとタグがあれば、返品可能だ。
アメリカにおける返品は非常に広範かつ頻繁に行われる。
店によって異なるが購買後３０日以内ならばほぼどこでも返品できる。
店によっては６０日以内、９０日以内に期間設定している所もある。
ウォルマート系のサムズは、パソコンが半年以内、大型ＴＶは期限無制限だそうだ。
一度買ったパソコンを半年ごとに返品すれば、半年ごとに新品がただでもらえるということになる。
聞いた話ではあるが、５年も使った大型テレビを返品した人もいるらしい。
また、自分で買っておきながら、気に入らないなどの理由でも、
販売契約した商品（車とか不動産）や生鮮食料品以外はどの商品でも返品できる。
この認識は米国の消費者の中に浸透している。
日本人には到底考えられないレベルで返品が実施されている。
贈り物の場合は、
買う時にギフトレシート（金額は書いていないが、バーコードがついている）というのをもらって、
それを贈り物と一緒にあげたら、
サイズが違う場合や、色を変えたい場合、もしくは、気に入らなくて他のものが欲しい場合、
貰った人は、その商品とそのギフトレシートを持ってお店に行くと返品できます。
家の水周りの部品なども、買って帰って取り付けて、
うまくつかなかったら返品できます。
合わなかった、と言えば大丈夫です。
また、このようなこともこんなこともあり得る。
４０ドルの物を買って、すぐ壊れてしまって、
交換のために店に行ったら、
そのときたまたま同じ商品が５０％引きセールをしていると、
新品に交換してくれて、その上２０ドルを返してくれる。
子どもの記念写真撮影のためにドレスを購入し、
「もう二度と着ることはないから」といって、撮影後に返品、
ハロウィンやサンクスギビングやクリスマスなどで着た衣装を、それらが終わった後に返品、
本も返品できるので、読んだ後にこれも返品、
また、次は合法ではないかもしれないが、
使っていて壊れたので返品したいが、
レシートやタグがない時は、
返品したい同じものをもう一つ買い、
返品したいものを新しく買った箱につめかえれば返品（つまり新旧交換）ができるらしい。
ありとあらゆることが考えられて行われているようだ。
話を聞いているとよく商売ができるもんだと思うが、
簡単に返品できても返品までがいつも長蛇の列なので、
あきらめる人も多いのかもしれない。
また、このような返品には個人の小さな店では対応しきれないので、
小さな個人商店は淘汰され、有名な大型店だけが生き残ることになる、
この返品制度は大型店保護のためにあるという人もいた。
≪Gift Registry（ギフト登録）≫
主に結婚式（Wedding or Bridal Registry)や
子供を出産する時（Baby Registry）に使われる。
結婚祝いなどで、自分が欲しい物がある店で、
自分の欲しいものを店に伝えるギフト登録をします。
そして、結婚祝いをくれそうな人に、
「私はこのお店でギフト登録している」と伝え、
その登録された商品の中から欲しい物を買って
プレゼントしてもらうというシステムである。
ギフト登録を伝える方法の一つとしては、
結婚式の招待状と一緒にその情報も同封することが多い。
米国ではギフト登録が一般的になっているので、「結婚する」と聞いた時点で、
本人に、「どこにギフト登録しているのか」と聞く人もいるようだ。
２０１３年１月５日（土）
Checkout Counter
Sacramento,January 5th 2013
スーパーのレジでは商品を満載にしたカートが普通である。
１個か２個の買い物客も待たされるので、スピーディー・レジというのがある。
購入する商品の種類が１０未満の客専用である。少量の買い物客に好評である。
こちらのスーパーでは、購入する商品の種類が２０未満の客専用で、
スピーディー・レジとはいわずエックスプレス・レーンというそうだ。
そして、こういうのもある。
セルフレジといって、レジ係がおらず、
客自身が、購入する商品のバーコードを次々と読み取らせて、表示された金額を支払う。
日本の自動販売機の現金支払いとほぼ同じ要領で支払う。
もちろんクレジットカード払いもできる。
クレジット番号などはタッチパネルのモニターで入力する。
また、バーコードは箱などに貼ってある場合は読み取らせやすいが、
バナナのように物によってはバーコードの読み取りが困難なこともある。
バーコードにはすぐ横に♯4011のように商品番号も印字されているので、
バーコードを読み取らせなくとも、この番号を入力すれば同じことになる。
最近出来た食料品関係のスーパーはすべてセルフレジでレジ係は一人もいなかった。
大きな店ではあるが、店員はたった一人だった。
もちろん見えないところではカメラで監視する店員や
客のコンピュータ操作を見守る店員もいるはずである。
ついでにカートにつてもご説明しよう。
スーパーの買い物客のうち手持ちかごを使う人の数は少ない。
大半は上に掲載したような大型カートであるが、
それらのカートには子供を乗せられるものもある。
米国では１２歳以下の子供を一人にしてはいけない。
たとえばスーパーの駐車場などに駐車した車中に
子供たちだけを残せば犯罪者になる。
子供たちを乗せられるカートは必要なものでもある。
また、電動カート（無料：充電式）に乗って買い物もできる。
これらの写真は近所のスーパーで撮影したもので
決して珍しいものではなく普通のことである。
２０１３年１月１５日（火）
One Cent Coin
Sacramento,January 15th 2013
日本の１円玉のように使い道もなく、
いつの間にか財布にたまるのが１セント硬貨である。
その１セント硬貨の不揃いが以前から気になっていたのだが、
よく見てみると“不揃い”なのではなくて、最初から別の硬貨だった。
外国の似たような硬貨が混在していたのだ。
振り分けてみると色々な硬貨があった。
自宅にあった全ての１セント硬貨の中で、左が１セント硬貨、
右上は台湾、右中央はイギリス、右下はそれぞれ別の国の硬貨。
台湾の硬貨。蒋介石！
イギリスの硬貨。エリザベス女王
香港の硬貨。
フィンランドの硬貨。
何と大正７年製造の５厘硬貨！大日本と書いてある。びっくりした！
後日記：この後他国の硬貨が混じっていたことはなかった。
この混入は何だったんだろうと不思議に思う。（帰国後３月２９日） >
２０１３年１月１８日（金）