サクラメント滞在写真集

Photographed by Matsutora in Sacramento
on 28th February 2012


アメリカン リバー ケア ホーム

 
日系人のための老人福祉施設です。
日本語と日本食で対応されています。
園内は日本から持ち込まれた植物が多い。




Care Giver(介護職員)のリエさんです。美貌と明るさは天下一品です。


料理も得意です。和食でも洋食でもなんでも作れます。
今日の昼食はピザだよん〜。(*^_^*)


今日の夕食はてんぷらです。


アルバイト(留学生)のさとみさんです。




私も朝食を作ることがあります。


完成!\(^o^)/


食事介助です!今日は寝むそうですね〜。


後片付け


ベッドメイキング


掃いて拭きます。


鶏の餌やり


園内は鶏が放し飼いにされています。


放水 (庭の芝生や植え木の水やりはスプリングクラーです。
この放水は掃除の一つとして庭をきれいにするためにやっています)


このおばあちゃんは痴呆が進んでいますから何を聞いてもほとんどちぐはぐな応えですが、
おばあちゃんのことばは間違いなく四国の方言です。
おばあちゃんはかつて香川県で海女さんをしていたそうですが、
その後写真花嫁となって米国に来ました。
写真花嫁とは、
米国に移民した人の多くは男性でした。
これらの一世の男性は日本に一時帰国して花嫁を見つけましたが、
「写真花嫁」の制度を利用した人も少なくありませんでした。
1920年までに2万人以上の日本女性が、
写真でしか見たことのない男性と結婚するために海を渡りました。
男性達は、この長距離見合い結婚で、日本に行く費用と手間をはぶいたわけです。
日本での貧困生活には明るい将来を見ることのなかった若い女性達は、
長い旅の末にアメリカにやって来たのです。
そして、家族を育て、夫と共に懸命に働いて、新しい国での生活を築いていったのです。
(参考ドラマ:TBSテレビ開局60周年記念『99年の愛 〜JAPANESE AMERICANS〜』)


第442連隊戦闘団に所属しヨーロッパ戦線で勇戦敢闘したアメリカンヒーローです。
ご自身の御身体にはヨーロッパ戦線で受けた3発の銃弾の古傷があります。
第442連隊戦闘団とは、
第二次世界大戦中のアメリカ合衆国陸軍において日系アメリカ人のみで編成された部隊です。
ヨーロッパ戦線では孤立し全滅寸前のテキサス部隊を救出したことでも有名です。
テキサス部隊は当時の米軍最強の部隊でした。
第442連隊戦闘団はアメリカ合衆国史上、
もっとも多くの勲章を受けた部隊としても知られています。
アメリカ陸軍では442連隊戦闘団について学ぶことは必修になっています。
オバマ大統領も2010年10月に442連隊戦闘団を
アメリカ合衆国において最高位の勲章である議会名誉ゴールド勲章を授与しました。
(参考ドラマ:TBSテレビ開局60周年記念『99年の愛 〜JAPANESE AMERICANS〜』)


こちらは、かおりさんです。Care Giver(介護職員)ですが、
大学で老人介護について研究する留学生でもあります。


彼女も料理は上手です。3月3日には雛寿司を作りました!\(^o^)/
味もしっかり日本の味で堪能しました!\(^o^)/


おばあちゃんも大喜びです!\(^o^)/


このホームにいる全ておばあちゃんは戦時中に日系人の収容所に収容されていました。
(参考ドラマ:TBSテレビ開局60周年記念『99年の愛 〜JAPANESE AMERICANS〜』)


施設長です。スタッフからは“パパさん”と呼ばれて親しまれています。

















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