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王妃生誕日(母の日)
平成26年8月12日


8月12日(月)は王妃の誕生日で祝日だ。
王妃は国民の母として敬愛されているので、
同時にこの日が母の日にもなっている。
全国津々浦々で、全国の母親が同時に母の日の感謝を受ける。
学校でも母の日の行事がある。
本校では木曜日に1、2時間目を使って開催された。
各クラスから、学力優秀で品行方正な生徒の母親が60名招待されて、
表彰を受けた。
そして、子供たちは母親に感謝の印として、 
ジャスミンの花を繋いだ数珠を贈る。
招待された母親にとっては至上の喜びだ。
感涙している母親も多い。

 
王妃の肖像。母の日の準備が整っている。






音楽の演奏が始まった。


本校の教職員。白い軍服の正装で臨席する。


その後ろに、今日の主役の栄えある母親が整列する。
 



副校長(女性)の祝辞が始まる。
本校は王立仏教寺院なので、校長は高名な僧侶(男性)がなっている。
校長は学校以外の仕事もあり、この式典は欠席。








奉納踊りともいうべきものだろうか・・・。全員本校の生徒だ。






来賓(招待された母親)および教職員席。最前列は、校長以下の3役が座っている。


教職員席。本校のみならず、女性教師が圧倒的に多い。
タイは女性が動かしている国である。


いよいよ、ご招待された母親の表彰と記念品授与が始まる。






生徒代表が、母親に感謝の意を述べる。


歌や楽器演奏や踊りで母親をおねぎらう。




ギターを弾いている人は本校の先生。






ジャスミンで作られた数珠。お母さんにあげる。




お母さんも待っている。


お母さんの前まで持ってきた。


一礼して、


贈ります。感涙する母も多い。


その後、隣の寺院から僧侶がやってきた。




一段高いところで高僧が読経し講話をする。
このときは気がつかなかったが、この高僧と話したことがあった。
先月、初めて隣の寺院内を歩いていたら、
お供を3人連れた僧侶が、話しかけてくれた。英語が流暢な方で、
どこから来ましたかとか、現在どこにいらっしゃいますか、というようなことを聞かれ、
その後、その寺院の回り方(こう行って、あー行って、あそこには〜があるといった類)
を教えてもらったことがあっただが、まさにその時の僧侶だった。
ご講話を終わって、舞台を降りられて、帰られるときに、
私に近づきつつあったときに、急に笑顔になられましたので、私も思い出した。
“あ〜ぁ、覚えていますよ。あの時はありがとうござました”
といいながら、互いに満面の笑みで両手を握り合ったのですが、
なんと私は日本語をしゃべっていた。
でも、言葉が通じなくとも感情で通じるものですね。実感した。


主賓の高僧が去って、お布施のときがくる。 
まず三役がお布施をする。


続いて、車椅子の母親。


そして、生徒たち。




お布施の入れものが小さすぎるので、僧侶たちの後ろには大きなかごが準備してある。


予想通り、大籠にいっぱいになった。


最後は記念写真。教職員、母親とその生徒。


私も記念写真を撮った。









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