Produced & Photographed by Matsutora
ジム・トンプソンの家、ワット・ティラミット、中華街など
平成２５年８月２５日
フアラムポーン駅（国鉄バンコク駅）近くの名所をぶらぶらした。
戦勝記念塔（Victory Monument）
１９１７年７月２２日に第一次世界大戦に参戦し勝利したことを記念したもの。
スカイウォークから撮影した戦勝記念塔。
スカイトレイン（上段）とスカイウォーク（下段）が半円状に取り囲んでいる。
スカイトレイン、スカイウォークと従来の道路と歩道。
さらに高速道路が交差する。２０世紀少年が夢見た未来都市のようだ。
ジム・トンプソンの家 (Jim Thompson House)
アメリカの実業家でタイシルクを世界的に有名にした人物の旧宅。
現在は博物館になっている。
トンプソンはシルク会社を立ち上げた頃から、東南アジアの芸術作品を集めていた。
ジム・トンプソンの家には、トンプソンが収集した美術品などが展示されている。
もちろん本物の花です。
中に木炭を入れるコタツだそうだ。もちろんタイでは使わなかった。
街には現在封切り中の映画のポスターがあった。
ワット・ティラミット（Wat Trimit）
高さ３ｍ、重さ５.５トン、純度６０％の金で鋳造されている黄金仏像がある。
つまり、３.３トンの金を含有しているということになる。
金の価格だけで時価１２０億円になるそうだ。
もちろん、世界最大の黄金仏像である。
この仏像は約７００年前のスコータイ王朝時代に作られたものだ。
タイの歴史を簡単に紐解くと、タイは常にビルマの侵入に悩まされた。
スコータイ王朝（13世紀 - 1438年）もアユタヤ王朝（1351年 - 1767年）も
ビルマに滅ぼされた。
だかろこそ、敵国からこの黄金仏像を守るために全身を漆喰で覆い、
その存在さえも封印していた。
１９５３年、バンコクのチョータナ寺院の住職が亡くなり、跡継ぎもなく廃寺となった。
寺院は開発業者にゆだねられたが、仏像はどこかに安置しようということになった。
運搬中に仏像のあまりの重さに漆喰の一部が剥がれ落ちて、
この仏像が黄金仏像であることがわかった。
当時、このニュースはタイだけでなく全世界を驚かせた。
このお寺は２０１０年に建て替えられたので大変きれいである。
これが世界最大の黄金仏像だ！さすがに高純度の黄金である。
７００年前の輝きを今に伝えている。
漆喰で覆われていたころの仏像。
博物館にあったスコータイからバンコクへ運ぶ想像図。
�，�廃寺、��がワット・ティラミット。
運搬図
チャイナタウン
病院の中庭にある中華門。
病院の中庭にある廟。
こちらはその病院。
廟を取り囲んでいるのも病院。
宗教と病院が治療するのかもしれない。
１９１７年７月２２日に第一次世界大戦に参戦したことを記念したロータリー。
ロタリーの周辺には安宿が多く、
谷恒生の小説「バンコク楽宮ホテル」で有名になった楽宮旅社も近くにあった。
その旅社（安宿）は閉鎖され、現在は廃墟の建物になっているが、
同ビル一階にあった北京飯店の看板だけが残されていた。
１９９０年ごろまでのバックパッカーはここ目指していた。
フアラムポーン駅
琥珀ブログ 平成２３年３月２０日 初製作
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