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定年退職者送別会
平成25年9月30日
定年退職者の送別会に出席した。タイの定年は60歳だ。
1学年は2学期制、前期は6月から9月まで、後期は11月から3月まで。
今回は6月から9月までに60歳になった先生が対象のようだ。
男性1名、女性4名が退職した。
送別会は結婚式や仏教行事をした学校のレセプションルームで開催した。
生花で囲まれた5人の先生が退職した。
宴会にアルコールがない。
飲み物はコーラ、ジュース、水のみ。乾杯もこれらでする。
長蛇の列が出来ていた。
退職者に労をねぎらう意味でバラの花弁の入った聖水を退職者の手に掛ける。
聖水を掛けた人から着席する。
すでにカラオケは始まっている。自分が出席したときに会が始まり、
自分が退席したときに会が終わる、タイの宴会はそんな感じがする。
ところで、この先生はタイ語で「スバル」を歌っている。
この宴会で唯一の日本の歌だった。
人も集まり、
校長挨拶が始まった。
その後、踊りが始まった。みんな先生方です。
タイの先生はカラオケもうまいが踊りもうまい。
次々とでる。
これは高校生のチーム。
男も踊る。また、踊りがうまい。
中年男も踊る。なかなかのものだ。
踊りが続いた後、スクリーンが降りてきた。
この五人の先生が退職する。映像で1人ずつ生い立ちや業績をまとめて紹介する。
映像が終わると退職する先生方が壇上に上がる。
校長が退職者の一人ひとりに指輪を贈っていた。
続いて先生方もプレゼントを贈る。
ところで、この送別会の会費は不要で飲食費は学校持ち。
このプレゼントが参加出費になるが、強制ではない。
記念写真を撮って、
退職者の挨拶。
それから、カラオケが続く。
カラオケに踊りが加わったり、
記念写真を撮ったり、みんな気ままにやっている。
5本のバラと蝋燭をもらった。
何をするんだろうと思ったら、会場がだんだん暗くなってきた。
蝋燭に点火して、
5本のバラは退職する5人の先生方に1本づつあげる。
蝋燭を掲げて歌う。感謝と送別の歌を。
そして、歌も踊りも途絶えず4時間にも渡った送別会は終わった。
完璧な国などどこにもない。完璧な人もどこにもいない。
タイにもいろいろなことがある。
不都合なこともあるが、
結婚式、仏教行事、送別会と立て続けに出席して、
タイにもなかなかいいところが多いと痛感した。
琥珀ブログ 平成23年3月20日 初製作
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