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真冬のバンコク
平成25年12月20日


バンコクは今が一番寒い季節である。
タイには四季はないが、5月〜10月までが雨季、
11月〜2月までが乾季(タイ人は寒季という)、3月〜4月が暑季である。
因みに暑季も乾季である。


今朝の登校時 
 

校門では毎日、爪検査と服装検査がある。
常夏の国を想像されている方は、この服装に驚かれるかも知れませんね。
 

全校朝礼。夏服の生徒もいる。
 

校内の樹木の中には黄葉しているものもある。
 

紅葉しているもあるが、この程度ではある。
 

教室の風景。今日は試験最終日。
タイは前期後期の2学期制、それぞれの学期に中間試験と期末試験がある。
7月中旬に前期中間試験、9月下旬に前期期末試験、
12月中旬に後期期末試験、3月下旬に後期期末試験がある。
 

試験を早くやり終えた生徒がフッディー(hoodie)を被っている。
アメリカ人がよく着ているフッディーが人気が高いようだ。
 

しかし花壇はこんなに花が咲き誇っている。
 

校内の樹木を全体的に見れば紅葉も目立たず夏の景色。
 

松虎はといえばこんな格好。
ホテルや高級マンションを除くと、タイのアパートや住宅に暖房設備はない。
温水シャワーもなく年中水シャワーである。
この季節の明け方の水シャワーは冷たく感じはするが、震えがくることもなく、
青ざめることもなく、風邪を引くこともない。
朝の通勤時は長袖シャツや上着があってもいいがなくても過ごせる。
実際、上着を聞いている人もいれば、夏服のままで着ていない人もいるが、
これは個人差によるところが大きいようだ。
ある女子生徒が、「先生、寒い」というので、
手を握ったら、なんと氷のようにつめたかった。
また、顔も青ざめて確かに寒そうな顔つきだった。
彼女の手を松虎の両手に挟んでサンドイッチ状態にすれば、気持ちがいいという。
松虎の手は湯たんぽのような効果があるようだった。
試しに、周りにいる別の生徒の手を次々と握って調べてみた。
その女子生徒ほどの冷たい手の生徒はいなかったが、
松虎はほかの誰よりも暖かい手をしていた。
日本では若い人の手に触れると、暖かさを感じるが、
それは松虎の手が若い人よりも冷たいことを意味している。
日本人はタイ人よりも寒さに対する抵抗力が強いのかもしれない。
自宅の冷房も2週間前から使っていない。
タイの真冬は、日本でいえば、冷房がなくても快適に過ごせる時期のようだ。
 






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