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ニュー・イヤーズ・パーティー
平成25年12月27日


タイの学校は前期後期の2学期制である。
後期の前半は12月末に終わる。
12月27日(金)は終日ニュー・イヤーズ・パーティーである。
これはクラス単位で食べて飲んで楽しくすごすが、
それらをどのようにするかは各クラスに任されているようだ。
生徒が帰宅したあとは先生達のニュー・イヤーズ・パーティーになる。
タイには忘年会はなく、
日本でいうところの忘年会と新年会をこのニュー・イヤーズ・パーティーが兼ねている。
このニュー・イヤーズ・パーティーが終わると5日間の連休に入る。
後期後半は1月2日から始まる。


登校したら、いつもと違う配置でお布施のような包みがたくさん準備されていた。
 

 

 

まず高僧のお話から始まる。
 

お話が終わると僧侶達は各先生や各クラスの前を通る。みんな準備はできている。
 

 

 

先生、一緒にタンブンしましょう!と声をかけられる。
タンブンとは『喜捨』のことで来世でいい縁にめぐり合うために寄進することで、
日本語では普通『お布施』と訳されることが多い。
 

お坊さんがそこまでやってきました。
芸能人に何かをプレゼントするみたいに
みんなわーわーとはしゃいで楽しそうにやっている。
 

 

取っているところではありません。あげているところです。
 

 

彼女は日本語のセンスがある。
いい耳をしているので、微妙な発音の違いがわかり日本人のような発音をする。
 

二人で写真を撮っていたら、
我も我もと前に集まってきてあっという間に後ろになってしまった。
 

彼女はお母さんからといって時々お菓子や何かを持ってきてくれる。
 

彼女も日本語を意欲的に勉強する。
話は変わって、この生徒のように歯矯正をしている生徒が非常に多い。
ほとんどの生徒がやっている。みんな素晴らしく綺麗な歯並びをしている。
タイのみならず米国でも歯並びがよく白い歯は常識的な身だしなみになっている。
もし将来自分自身や子供が海外での活躍を期待する場合は歯矯正は必須である。
日本では高価ではあるが高価であってもしておくほうがよいと断言します。 
 
全校集会での説法とお布施が終わると自分達の割り当てられた教室に移動する。
これからクラスごとのニュー・イヤーズ・パーティーが始まる。まず飾り付けからだ。 
 

 

 

 

 

料理も自分達で作るが担任の先生がみんなの食事を作って持ってくることもある。
 

 

 

このクラスはたこ焼きを焼いている。
 

この寿司は担任の先生が作って持ってきたものと思われる。
 

 

飲み物を準備して、
 

スナック菓子も準備した。
 

各教室では余興が始まっている。このクラスはみんなで記念写真を撮っている。
 

 

ここはひたすら食べておしゃべり。これも楽しい。
 

 

 

グリーンカレーのそうめんがけだ。
 

担任の先生が作って持ってきたらしい。
 

こちらはディスコだ。
 

 

 

ペースト状の小麦粉を塗りあっているようだ。
 

 

 

松虎も塗られてしまった。
 

このクラスではNew Year's Presentをもらった。
 

青汁のような健康飲料水で、結構高価。
 

 

 

 

こちらは先生主導で風割りゲームをやっている。
 

 

こちらもディスコテック。私はDJですが、
 

歌も、
 

踊りもうまいんだから〜。
 

みんな踊ってます。
 

松虎も踊ります。曲はあの曲!2013年最大のヒット曲!
Yingleeの『Kor jai lak bur toe』です!
 

 

 

 

12時から13時の間には多くのクラスでNew Year's Partyも終わる。
その頃校庭ではNew Year's Presentが始まっている。
 

 

 

 

大半の生徒が帰宅した3時半頃より職員のニュー・イヤーズ・パーティーが始まる。
会はテーマがあって参加者はそれに即した服装で参加する。
しかし強制でないのがタイである。
そのような服装をしてこなくとも全く問題ない。
今回は民族衣装だそうだ。
松虎にも前もってお声がかかればそれなりの格好をして参加できたのだが、
何も聞いていなかったので普段着だった。
ランタンパレードや体育祭でもそうだが、即座に見事な衣装を調達する。
タイは安価で豊富な貸衣装が充実している。
このチマチョゴリのレンタル料は280バーツ(980円)だそうだ。
日本にも安価な貸衣装があればもっとパーティーを楽しめるかもしれない。
 

 

 

 

 

 

家族を連れてきてもよい。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

この侍は感心しないですな〜。
 

ちょっと直したら大分良くなった。
 

このお母さんは着物が似合ってますね。まるで日本人のようだ。
 

パーティーは抽選でプレゼントがあたる。
一人ひとりするので時間もたっぷりかかる。これが余興になっている。
 

 

わー、自転車があたった。
 

私は時計が当たりました。
 

 

どうしてこの民族衣装を選んだかのトークを挟んで会は進む。
会は延々と4時間!司会は大変だが、タイは気楽にやれるのがよい。
 

俺はテレビもらったぞ!
 

ジンギスカンなべのようなスキヤキ鍋があたった人もいた。
 

私は純金の指輪があたりました!わー!
 






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