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ホアヒン
平成２６年２月１４日〜１５日
２ヶ月ほど前までホアヒンという街は知らなかった。
昨年１２月、旅行口コミサイトのトリップアドバイザーが、
２０１３年の人気上昇中の観光都市ランキングを発表した。
それによると、アジアでの人気上昇中の都市トップ10は、
1 カトマンズ（ネパール連邦民主共和国）、2 札幌市（日本）、
3 ハノイ（ベトナム）、4 シェム リアップ（カンボジア）、
5 ホアヒン（タイ）になっている。
さらに、
昨年１２月５日にタイのブミポン国王は、
８６歳の誕生日に際して国民に演説したが、
その演説はホアヒンで行われたというのもその後知った。
プミポン国王（現王）は、一年の多くをホアヒンの
クライカンウォン宮殿で過ごしているらしい。
調べてみると、
日本人にはなじみの薄いホアヒンであるが、
ヨーロッパやオセアニアのファミリー旅行者や
長期滞在者にとても人気の高いリゾート地だそうだ。
ホアヒンは、1911年にバンコクからマレー鉄道に繋がる路線が開通し、
当時英国の植民地であったマレーシアから
ホアヒンに外国人が保養に訪れるようになってから、リゾートとして発展し、
その後、ビーチ沿いに王室の別荘が次々と建てられ、
現在のような静かで格調高い雰囲気がつくられたということだ。
日本で有名なプーケットやパタヤビーチのような喧騒とは全く異なる、
大人のリゾートとしての趣がある。
南バスターミナル。巨大なバス停である。
ホアヒン行きの切符売り場
７番乗り場、９時３０発。１７５バーツ（約５５０円）
ホアヒン国鉄駅（松虎はバスで行ったのでここから少し離れたところに到着した）
バンコクのバス乗り場から４時間、自宅からなら５時間かかって到着した。
王室専用待合室（側面）
王室専用待合室（正面）
夜になると
ホアヒン駅前にある列車を改造した図書館。
ホアヒンの街
コンドミニアムもある。花が満開ですね。何の花だろうか。
チャンパー（別名：プルメリア）だった。
香りも良く、アロマオイルの原料としても知られている。
いくらぐらいだろうか。
中央上のプール付き一戸建ては、
一ヶ月７０,０００バーツ（約２１万円）
その下のコンドミニアムは
２ベッドルーム、２バスルーム、ダイニングキッチンで
６,２００,０００バーツ（約１,９００万円）で購入できる。
が、外国人はコンドミニアム（アパート）は購入できても、
土地は購入できないので
その上の写真のような土地付き一戸建ては借りるしかない。
思えば、
タイ国ではないが、日本で自衛隊の駐屯地を取り囲むような土地や、
山林の重要な水源地のある土地を買いあさる外国人が問題になっている。
さらに、
それらの国々では日本人（他の外国人にも同様）に１�屬療效呂眷笋蕕覆い里如�
外国人（日本人）に土地を売らない国々には
日本の土地購入を許さないという法律が必要なのではないかと思う昨今である。
クライカンウォン宮殿。王室の保養地（別荘）。
正面門から覗き込んでも建物は見えなかったが、
椰子の木の並木が美しかった。
真近での撮影は衛兵に優しく禁じられたので、通りの向こう側から撮影した。
美しい椰子の並木が撮りたかったので、
走行するバスの中から撮影したが、片方の椰子の列しか撮れなかった。
近くの街路樹に涼しげな花が咲いていた。
ホアヒンビーチ。
きめの細かい砂だ。
人は思い思いに楽しむ。
タイ語で「ホア」は頭、「ヒン」は石という意味で、
頭の形をした石があるというのが地名の由来。
ここでも日光浴は盛んであるが、
パタヤーほど椅子を窮屈に並べていないのでリラックス感が増す。
ホテルに面した浜辺もある。入場禁止ではないが、
ホテルからはすぐに浜辺に出られても、
一般人は一般道から迂回して来なければならないので
実質的にはホテル専用ビーチとして使われているようだ。
海鮮料理はホアヒンの名物。どこでも食べられるが、
下のような海鮮専門店もたくさんあり海鮮レストラン街となっている。
乗馬はホアヒンの人気スポーツである。
北詰に岩山がある。カオ・タキアップといわれている。
岩山全体がホアヒン・カオ・タキアップ寺院である。
ここでもチャンパーだった。
遠くの船は漁船のようだ。
雄大な海岸線も望める。
更に雄大な海岸美になった。
更に岩山を上れば、
その向こう側には、
さらに長い海岸が横たわっていた。
スワンソン・ビーチである。
砂のきめはさらに細かくなって
歩くとキュッキュッと音がする鳴き砂の浜らしいが、
ホアヒンビーチを何キロも歩いていたので、さらに歩く気にはならなかった。
ホアヒン・カオ・タキアップ寺院のある岩山全体。
通称「モンキー・マウンテン」といわれているが、
運悪く１匹もいなかった。
マーケット・ビレッジ。
以前タイは日本料理の大ブームで
数回建てのデパートやショッピングセンターには
日本料理店が必ずある書いたが、今日は夕食をかねての実証版！
ヤマザキパンもあちこちにある。
カレー屋の「ここ一番」だけでもバンコク都内に２０軒ほどある。
やはりあった日本料理店。
今日は冨士で、
てんぷら定食！お茶とご飯のお代わりも込みで２２７バーツ（７００円）
冨士は自前のお茶を持っている。
その翌日。
街の中心地である時計塔だが、
国王陛下の肖像画のほうが大きくて立派なので本来の時計塔は影が薄い。
国王の肖像画の右に火葬場の煙突がある。斎場は寺院内にある。
左のビルは何だろうと思えば、
学校の教室だった。
テッドサバンバンホアヒン学校だった。
サクラメント（米国）で左右両隣も後側も民家に囲まれた火葬場があった。
そして、それは普通のことだった。
サクラメント版をご記憶の方は
あまりびっくりすこともないかもしれない。
生も死もあるべき姿なのである。
日本人のように忌み嫌って遠ざける必要はないのかもしれないが、
昔の火葬は煙と異臭が長時間続いたので、
火葬場を人里離れたところに造ったのが習慣として
現在まで残っているのかもしれないと思ったりしている。
プルーン・ワン
懐古趣味の観光マーケット。日本で言えば昭和の街。
外国人はほとんどいないが、タイ人には人気が高いようだ。
赤いのはデンデン太鼓。
トラックミニバス（タクシー）って昔からあったようだ。
三輪車なので乗車客数もさらに少ない。
ビートルズに、
タイの有名な歌手
映画のポスター
アイスキャンデー
台湾にもあるパーナップルケーキ（タイの現代版）。
英語ではパイナップル・チーズ・タルトというようだ。
琥珀ブログ 平成２３年３月２０日 初製作
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