Produced & Photographed by Matsutora


パベウさんの家
平成27年6月26日
PAWEL'S HOUSE IN WIDELKA

June.26.2015




我大学から北に約25kmのヴィデルカ村にあるパヴェウさんの家に行った。
パヴェウさんは私の日本語講座を受講している。
そして同クラスで受講しているクリストフさんが車で送迎してくれた。



パヴェウさんの家の塀。写真の端から端まで彼の家。
 

敷地内に入ると広大な芝生がある。
左側手前はお母さん、奥は妹さんのアガタさん。
 

パヴェウさん。愛犬がお出迎え!
 

左側がパヴェウさん、右側がクリストフさん。
 

ニューファンドランド(Newfoundland)犬、レヴォルタ(Revolta)とコルバ( Korba)
 

実にすばらしい犬だ。物事をよくわきまえている。
 

ミニダックスフンド(Miniature Dachshund)のクロプカ(Kropka)。
こちらも愛くるしい。でも14歳になっているらしい。
 

敷地内には実のなる木が多い。
 

ブルーベリー
 

サクランボ
 

 

 

ブドウ
 

 

 

日本ならスーパーリッチの敷地ですね。ポーランドの田舎では普通の敷地です。
 

パヴェウさんの家族はみなさん乗馬が得意。
 

 

妹のアガタさんが馬子役を引き受けてくれた。
馬は小ぶりのアラビア馬のようだ。
 

 

 

 

パヴェウさんに代わって、村を歩く。
 

 

 

ライムギ畑
 

 

 

村を一巡して乗馬場へ。
アガタさんは高校生で乗馬ハードルの優勝者。手放しでも乗馬できる。
 

 

パヴェウさんは十年ぶりの乗馬だそうだが、
子供の頃は自転車に乗るようなものだったという。
 

 
 
 

 

クリストフさんの乗馬。子供の頃に馬に乗ったことはあるといっていた。
そうえいば、こちらの縁日ではよく馬が待機している。
遊園地のゴーカートに乗るような感覚で乗馬するようだ。
 

 

 

 

 

こちらは、乗馬に来た客。「一緒に村を回らないか」という。
「初心者だから・・・・」と言葉を濁したが、
「だれでもみんな初心者だったんだよ。そんなこと気にすることないよ」
と、流暢なアメリカ英語でいった。
 

 

 

パヴェウ、アガタ、おかあさん、私、クリストフ
 

 

乗馬場の近くの家。
 

サクランボが実っていた。
 

一度パヴェウさんの家に帰って、休憩後、彼の家の前に広がる森を散策する。
ポーランドの森はそのほとんどが国有林になっていて自由に入ることができる。
 

一瞬クマに見えますね。
 

クマではありません。人懐こい犬たちだ。
 

 

林の根元に広がる緑
 

 

 

これは何だと思いますか?
 

 

 

これも全部
 

なんとブルーベリーだ!!(^^)/ 
ポーランドは6月、7月はブルーベリー、8月はマッシュルームの森になる。
 

天然のブルーベリーが群生している。
 

樹高は大きくならず、この大きさのままだそうだ。
小粒ではあるが、間違いなくブルーベリーだ!
 

早速、この写真を日本の山友達に見せたら、
日本のヒメクロマメノキに似ているということだった。
ヒメクロマメノキは本州や北海道の高山に生育はしているが、
多くはなく絶滅が心配されているとのことだった。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうだ!まだまだ体力は壮健そのものだ!
疑問に思う方はここをClick
 

蟻塚!びっくりした!ヨーロッパに蟻塚がある。
蟻塚の周りでは無数の蟻が動き回っていた。
大きめの蟻で歩行も速くズボンを駆け上るのもあっという間だ。近寄らないに限る。
その他、小さくても噛みつく蟻やマダニも生息している。
アメリカの山歩きをした時に、
日本にはない危険な植物(強力な漆のようなもの)が生育しているので、
決して一人で行くべきではないと書いたが、
ヨーロッパの森も地元の良く知っている人と一緒ならばともかく、
一人では近づかないほうが賢明である。
ぬかるみのような川が多いので蚊も発生しやすいが、
極寒期があるので大分制御されてはいる。
また、ポーランドは地雷除去が完了していないので、
何も知らない異邦人が気軽に森に入るのは厳禁でもある。 参考
ヨーロッパの昔ばなしでは意地悪ばあさんや悪魔はたいてい森に住んでいる。 
また、白雪姫も森の中で毒りんごを食べさせられるが、
不幸な事件は森の中でで発生する話が多い。
そもそも森は危険な場所であるという認識にもとずく発想ではないかと思われる。
 

 

面積的にはごくわずかだが私有森もある。
こちらでは普通のブルーベリーを育てている。
こちらの人々はアメリカブルーベリーといっている。
 

 

 

野草の花。
 

白もあった。
 

森の散策から帰ってくると、焼肉!
まず炭を作る。薪は白樺。四国の人間には優雅さえ感じる。
 

 

この家の友人がたまたま訪問して、遠くからの客人を大歓迎してくれた。
 

 

 

炭ができると、まず犬に食べさせる肉を焼く。
 

なんとお行儀よく待っている犬たち。
 

次は私たちが食べるソーセージ。焼き立ちは美味い!
 

 

森で採った野生のブルーベリー。これらは妹のアガタさんが前日に採っていたもの。
 

クリームと砂糖を一緒に混ぜて食べると美味い!絶品! 
 

炭酸水(甘味なし)とクランベル濃縮ジュースを混ぜて飲むと美味い。
ヨーロッパでは炭酸水(甘味なし)も水と考えられている。
ホテルに置いてある水も炭酸水のことがある。
 

いよいよ私たちの肉を焼く。
 

食事とおしゃべりは夜遅くまで続いた。
 








 
 琥珀ブログ  平成23年3月20日  初製作
free glitter text and family website at FamilyLobby.com
 © 2015-2025 KOHAKU BLOG. ALL RIGHTS RESERVED.