Produced & Photographed by Matsutora
グダンスク旧市街
平成27年6月24日
OLD GDANSK
June.24.2015
グダンスクの旧市街は、
ゴシック、ルネッサンス、バロックといった各時代の建物で埋め尽くされており、
当時の繁栄ぶりを今に伝えている。
高い門。1588年完成。旧市街の表玄関
ポーランド、ドイツ騎士団、グダンスクの各紋章がつけられている。
ポーランド王国紋章
ドイツ騎士団紋章
国立ポーランド銀行
国立ポーランド銀行ビル(上の写真)の頂上部に掲げられている帆船
囚人塔。元々は町の防衛のために14世紀に作られたが、その後囚人牢として使われた。
黄金の門。1614年完成。旧市街の直接的な入口。
黄金の門の頂上部
黄金の門から見た旧市街
旧市街
尖塔のある建物はリネクの中心である市庁舎。
ポーランドとロシアが面しているバルト海沿岸は世界一の琥珀の産地。
ポーランド側ではグダンスクが最大の琥珀の集積地。
街のあちこちで琥珀を売っている。
中央の彫刻がグダンスクのシンボルであるネプチューン像。
ネプチューンはローマ神話の海の神で、ギリシア神話のポセイドンに相当する。
ネプチューン像
鯉の形をした樋
龍の飾り。日本建築でいえば鯱鉾や鬼瓦に値する。
旧市街は運河に隣接している。運河はグダンスク港、バルト海につながる。
緑の門(左側)。1568年完成。一時は王宮の一部として用いられた。
この異様な建物は、
14世紀に作られた木造クレーン
旧港。この運河はハンザ同盟華やかし頃から19世紀頃まで
多くの船が行き交い、かなりの賑わいだった。
尖塔を持つこげ茶色の建物は聖母マリア教会。煉瓦造りの教会としては世界最大級
再び地上へ
運河沿いから聖マリア教会に向かうマリアツカ通りは琥珀店ばかりが連なっている。
道の両側の店舗の全てが琥珀店です。
聖マリア教会。1343年から1502年まで160年を費やして建設された。
煉瓦造りの教会としては世界最大級。
古色蒼然
天井ドームは星形が集合した模様になっている。
15世紀に作られた天文時計
尖塔に上ってみる。
天井ドームの裏側。星形の造りが見える。
下から上へ、左から右へと階段を上る。
ついに到着。階段で四百数十段ある。
マリアツカ通り(琥珀通り)も見える。この道の両側の全てが琥珀店
尖塔部の金属製の旗。十字架に王宮のワシ!
再び聖マリア教会を眺める。確かにこんな大きい煉瓦つくりの建物は見たことがない。
王宮礼拝堂。1681年完成。現在拝観謝絶。
王宮礼拝堂前にあるライオンと噴水
石畳は見た目には大変美しく、凍結時には滑り止めにもなるが、
通常は歩き憎くく、旅行者がトランクを転がすのも一苦労である。
ヨーロッパの古都は女性がハイヒールで歩ける道ではない。
大武器庫。ルネッサンス様式で贅を尽くした見事な建物である。
特にこの屋根をグダンスクの家々が真似したという。
外壁を取り巻く樋を龍に見立てて作られている。
琥珀ブログ 平成23年3月20日 初製作

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