Produced & Photographed by Matsutora
旧市街
平成27年7月4日
OLD WARSAW
July.4.2015
ワルシャワ旧市街は、ポーランド滞在中に何度も来たが、
今までに撮影しそこなっていた場所を再度訪問した。
旧市街リネク(中央広場)
この彫刻がワルシャワの象徴
ワルシャワ市の紋章は、14世紀以来、剣と盾を持もつ人魚になっている。
伝説によると、昔、旧市街のすぐ東側を流れるヴィスワ川に迷い込んだ人魚が、
強欲な商人によって捕まえられ、見世物に出されそうになった。
人魚は、自らの悲運に泣き、その泣き声を耳にした若者猟師が可哀想に思い、
仲間とともに商人の目を盗んで逃がしてやったという。
人魚は、漁師の若者たちに感謝し、「命の恩人を一生守る」と約束し、
以来、剣と盾で武装してワルシャワ市民を守り続けているのだという。
人魚伝説といえば、デンマーク、コペンハーゲンもシンボルになっているが、
実は、ワルシャワの人形はコペンハーゲンの片割れだという。
かつてこの2匹はバルト海を泳いでいて、
1匹はコペンハーゲンに、もう1匹がヴィスワ川に迷い込んだのだという。
別の伝説もある。
昔ワルスとサワという漁師夫婦が、ヴィスワ川で漁をしていると人魚が網にかかった。
夫婦は人魚を自宅に連れ帰ったが、人魚が川に帰りたいと何度も懇願したので、
人魚をヴィスワ川に帰したそうだ。
その日を境に大漁が続き、ワルスとサワ夫婦の商売も大繁盛。
徐々に夫婦の周りに人が住みつくようになり、
街(ワルシャワ)の発展に繋がったということだ。
後に、この人魚もこの街もワルシャワと呼ばれるようになったが、
ワルスとサワ夫婦から来ていると言われている。
ワルシャワのシンボル『ワルシャワ』! 参考(ワルシャワ市の紋章)
洗礼者ヨハネ大聖堂
ワルシャワで最も古い教会。
旧王宮のそばにあり戴冠式や「5月3日憲法」の憲法宣言式もここで行われた。
ポーランドではどこでも黒い聖母人気がすごい。
王の墓所
聖十字架教会
ラテン語でSVRSVM CORDA(スルスム・コルダ)と書かれている
キリスト像が教会正面にある。「心を高めよ」という祈りの言葉だそうだ。
この教会はショパンとかかわりが深い。
中央の石柱の下には、ショパンの心臓が埋められている。
ショパンは39歳の若さでパリで客死したが、
心臓は遺言により祖国ポーランドのこの石柱の下に埋められた。
ローリングストーンズの操り人形。ミックジャガーがよく似ていて楽しかった。
美少女人気はすごい。みんなポケットをまさぐって献金していく。
ポーランド科学アカデミーとコペルニクス像
美術アカデミー(元チャプスキ宮殿)
元チャプスキ宮殿
消火栓を放水させて涼を提供している。子どもたちの格好の遊び場となる。
これは現代彫刻のようだ。
意訳すれば、「名もなく、懸命に生きて、死んでいった男の像」くらいな意味になるかな・・・。
国立オペラ劇場
残念ながら、7月は丸々オフシーズンで休館だった。ここは観劇したかった。
民族博物館
日本の展示しているのかと思ったら、
韓国だった。
常設館。
ポーランドの民具、生活道具、刺繍、民族画、民族衣装、祭りの飾りなどが展示されている。
国立銀行本店
セントラム百貨店。ハリウッド映画はポーランドでも大人気。
琥珀ブログ 平成23年3月20日 初製作

© 2015-2025 KOHAKU BLOG. ALL RIGHTS RESERVED.