Produced & Photographed by Matsutora


クラクフ旧市街
平成26年10月30日
OLD KRAKOW

Oct.30.2014



 
クラクフは11世紀から16世紀にかけて
約500年間ポーランド王国の首都として栄えたところである。
中世時代の市街や王宮(ヴァヴェル城)が当時の姿で残されている。
これらの地域はクラクフ歴史地区として世界遺産第一号に認定されている。




クラクフ駅前。汽車ではなくバスで来たが、バスは駅前のバスターミナルに到着した。
 

 

Galeriaというのはショッピングモールのこと。
クラクフショッピングモールとクラクフ駅が合体した駅ビル。
 

 

 

 

 

都寿司だ!地元の人の弁当として販売している。
 

地名をつけたネーミングが面白い。
値段は、32倍(本日のレート)すると日本円になる。
 

駅前はトラム(路面電車)が走っている。
 

駅前からすぐにマテイキ広場に通じる。
 

ポーランド王ヴワティスワフ2世の像が立ち、
その像の前には献花が途絶えることがない。
 

 

 

マテイキ広場を抜ければバルバルカンがある。
クラクフ旧市街のフロリアンスカ門(北門)を守るために作られた要塞。
このような要塞はヨーロッパでは3か所しか残っていない。
その中でもこの要塞が最大だ。
 

旧市街の塀に沿って緑地が広がる。
 

 

この塀の向こうが旧市街。
 

14世紀の初め頃につくられたフロリアンスカ門をくぐると、
 

 

 

中世の街が広がる。
 

古い街並みが、線ではなくて面で残されている。
 

 

 

 

 

 

突然視界が広がる。リネク(中央広場)である。
中世からそのまま残っている広場としてはヨーロッパ最大を誇っている。
 

 

 

 

ドライフラワーで作ったリース。
 

リースの店ばかりだ。
この日は10月30日で、その翌日はハロウィーン、そのまた翌日は万霊節。
墓参りに持っていくリースのようだが、観光客が買っていくでもなく、
地元民に向けた販売のようだ。
この広場は今でも地元民の生活の中心地であるという証のようにも見えてくる。
 

小学生が遠足に来ていた。
 

 

 

 

 

 

聖マリア教会は、 
13世紀の初めに建てられてゴシック調の教会である。
2本の塔のうち、向かって左側の塔の窓が1時間毎に開いて、 
時を告げるラッパの哀愁を含んだ音色が流れる。
その昔、中国を制覇したモンゴル民族の元が、
遙かユーラシア大陸の西のヨーロッパのこの広場まで攻め込んできたときに、
敵の来襲を告げるラッパが吹き鳴らされたが
モンゴル兵の放った矢がラッパ吹きののどを貫いた。
其のことを悼んで吹き鳴らすのである。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旧市庁舎の塔(左)。
旧市庁舎は1820年に取り壊されたが、この塔だけが残され た。
織物会館(右)。 14世紀に建てられたときは、
その名の通りの織物の交易所だったそうだが、
今ではお土産売り場(1階)とクラクフ国立美術館(2階)になっ ている。 
 

 

 

 

 

 

 

旧市庁舎の塔。頂上まで上ることができる。
 

 

 

取り壊される前の旧市庁舎(絵画)。
 

 

 

旧市庁舎から見たクラクフ市内。
 

 

 

さら上って、
 

頂上から景色を見る。
 

かすんで見えるのが王宮(ヴァヴェル城旧王宮)。
 

 

 

時計の機械。
 

更に旧市街を歩くと、
 

 

 

ヴァヴェル城旧王宮に行きつく。
 

 

 

 

 

ヴィスワ川。
クラクフからワルシャワを経てバルト海にそそぐ。
ポーランド最長河川で1000kmを超える。
 

 

 

尖塔のある建物はヴァヴェル大聖堂。国王の戴冠式や国王の墓所でもある。
右側の茶色の屋根が旧王宮。
 

 

 

建物には王家の紋章が描かれている。
 

 

 

 

 








 
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