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ショッピングモール
平成26年10月25日
SHOPPING MALL
Oct.25.2014
市内のショッピングモールを取材した。
これらのショッピングモールはジェシュフ市を代表するものであるが、
これらのすべてが10年以内に作られたものである。
ポーランドは一時期ソビエト圏に組み込まれていたので
当時は大型のデパートやスーパーやショッピングモールなどはなかったようだ。
ベルリンの壁が崩壊し、2004年にEUに加盟すると
何もかもが大掛かりに急進的に変貌を遂げたようだ。
市内最大の商業集積地。
寄宿舎からバスで5分。歩いても30分というのがありがたい。
ジェシュフ・プラザ(ショッピングモール)、E.レクレルク(仏系)、
ノヴァ(ショッピングモール)、テスコ(英系)、市内最大の電気店のメディア・マーケット(独系)、
市内最大のホームセンターのカストラマ(仏系)、ビエドロンカ(葡系)、スパル(独系)があり、
さらにカルフール(仏系)までくると、
次のミレニアムホールという別の商業集積地になる。
それにしても大型店では地元ポーランドの店舗がまったくない。
共産主義施政下で商工業がまったく育たず、
新時代になってEUからどーんと資本が入ってきたように思えてくる。
市内最大の電気店のメディア・マーケット(独系)
市内最大のホームセンターのカストラマ(仏系)
左側にメディア・マーケット、右側にジェシュフ・プラザ。
ジェシュフ・プラザはE.レクレルク(仏系)と直結している。
ジェシュフ・プラザ
この店に限ったことではないが、DVDはハリウッド映画が多数を占める。
日本のアニメも、韓国のドラマも、中国の映画も全くない。
CDも米国やEUもので占められている。
日本語で書かれてあるが、日本とは全く関係なく、日本語表示が流行しているようだ。
日本の漫画が少しある。日本の漫画は決してメジャーではないが、
一部に日本漫画ファンがいて、このような地方の書店でも置いてはある。
品揃えは決して多くはないが、置いてあるだけでもすごいことではある。
パイロットの消せるボールペンが、あちこちの店で大量に売られている。
アメリカでもタイでも販売していなかっただけに意外だった。
ポーランドは琥珀の産地として世界的に有名である。
飴色の透明なものもあるが、透明度のまったくない琥珀も多数販売されている。
ジェシュフ・プラザはE・レクレルクに直結している。
日曜日は営業時間が短くなる。祝日はすべての店が閉まる。
それはこの店に限ったことではなくて、
祝日にはすべての店が閉まる。二日続きの祝日もある。
買いだめをしておかないと、二日間も全く食べ物がないということになる。
E・レクレルクの中にあるフードコート。
中華料理店も日本料理店(寿司店以外)もないが、ベトナム料理店がある。
墓のお供え用の菊を売っていた。
買って帰った蜂蜜酒。世界最古の酒といわれれている。
ノヴァ(ショッピングモール)。テスコ(英系)に続く。
二階に中国マーケットがあって、
中国商品を中心に比較的安価な商品を求める客に人気がある。
市内には他に数店舗あるようだ。
中国マーケット
同じく2回に「タニア」という中古品を販売する店がある。
この中古店は人気があって、市内のあちこちに支店がある。
ノヴァを通り過ぎると、テスコ(左側:英系)に続く。
ビエドロンカ(葡系)。全国津々浦々にある。何千店舗もあるようだ。
スパル(独系)
個人商店もあるにはある。
カルフール(仏系)
我大学本部キャンパスと向かい合ってある。ミレニアム・ホール(ショッピングモール)
ミレミアム・ホール。ヒルトンホテルが隣接している。星寿司もある。
ここにも少しではあるが日本の漫画を扱っている。
ここにもパイロットの消せるボールペンが売られています。
この書店で日本の物はこの2点だけであるが、
この大きさの書店ではどこでもこのような感じである。
ここにもベトナム料理店がある。
日本人には舌になじむが、ごはんは日本のものとは違って外米である。
外米に慣れていない方には食べにくいかもしれない。
13ズロチ。日本円で448円。
これはお菓子。
こちらは飴。
アルマ。少し高級志向のスーパー。
寿司米などアジア系の食材も扱っている。
外米はどこのスパーでも売っているが、日本米や中国米はどこも売ってはいない。
このスーパーでは例外的に寿司米を置いている。これが日本のごはんとして炊ける。
珍しくポーランド資本のスーパー。1号店はクラクフにある。
寿司米。400gの袋詰めで売られている。9.99ズロチ。日本円で345円。
10kgで6900円になる。生産地はEUとなっている。
ガレリア・ジェシュフ。
ジェシュフ・ホテルに隣接したショッピング・モール。集客数は市内随一。
ガレリア・グラフィッカ。フォルムホテルに隣接したショッピングモール。
フォルムホテル近くの青空マーケット。
このような形式のマーケットはここ以外では見たことがない。
スーパーよりも安い。
値段は1kgについてのものであるが、1kg買う必要はなく、
好きな量だけとると、その分量だけの値段が提示される。
ポーランドに100円店はないが、2&3ズロチの店が100円店に似ている。
70円から100円くらいのものを扱っている。
我街のショッピング場所についてレポートしたが、
これらは往々にしてポーランドのどの街にでも言えることである。
日本人の1年あまりのポーランド赴任者には、
当地で買った生活用品や衣服は、日本まで待ち帰ることはなく、
よほどの特別のもの以外は捨てて帰るのが一般的である。
そのようなことを勘案すれば、2&3ズロチの店(ジェシュフ駅近く)、中国マーケット、
中古店タニアなどを上手に利用するのが賢い買い物と思われる。
教員に必要なホワイトボード用マジックはあちこちで売っていない。
ミレニアム・ホールの書店で売っている。
印刷機のインクはメディア・マーケットで買うことができる。
ポーランド赴任者の参考になれば幸いである。
琥珀ブログ 平成23年3月20日 初製作

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