Produced & Photographed by Matsutora
クラクフの復活祭
平成27年4月5日
EASTER KRAKOW
April.5.2015
ポーランドの復活祭の正餐には、ゆで卵、ソーセージ、
乳飲み豚のロースト、ハム、おろしたセイヨウワサビなどが並ぶ。
デザートにはマズレク(mazurek)やバブカ(babka)を食べる。
これらの食物の中には、
前日のビエルカ・ソボタ(土曜日)に教会で清めてもらった食物も含まれている。
家族全員で和やかに食事した後は、教会へミサに行くのが一般的である。
クラクフの教会を含めた旧市街の復活祭を取材した。
旧市街地に隣接した緑地。
レンギョウ
この白い花は何だろうか。可憐な花である。
旧市街
リネク(中央広場)
聖マリア教会
この祭壇は国宝に指定されている。
キリストが復活した瞬間を再現した人形。手前は棺桶。
ドミニカン教会
祭壇最下位に棺桶らしきものがある。
まだ眠った状態のキリスト
聖フランシスコ教会
神父の衣装は喜びの典礼色である白。
悲しみの紫と喜びの白を混在させた生け花。受難と復活を象徴している。
聖ペテロ聖パウロ教会
リネク(中央広場)
この時期に団体旅行客はも普段より多い。
リネク中央にあるお土産売り場。
クリスマスや復活祭は交通機関とホテルを除いて
すべての店が営業を中止し復活祭休暇に入るのが普通である。
このお土産売り場も閉店している。
ところが、リネクに青空マーケットがあった。
この種のマーケットも一般的にはないが、世界的観光地であるクラクフは例外であるようだ。
ただし、その他の店や商店街はすべて閉店している。
コウノトリと黄色い花が春が来た喜びを象徴しているようだ。
復活祭はキリスト以前の古来からの「春祭り」でもあるようだ。
旧市街にあるホテル
早春と復活祭を表すレンギョウと棕櫚の枝の飾り
十字架がかかっている。
琥珀ブログ 平成23年3月20日 初製作

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