Produced & Photographed by Matsutora


カルヴァリア・ゼブジトフスカ
平成27年4月6日
KALWARIA ZEBRZYDOWSKA

April.6.2015



 
西暦1600年、
ミコワイ・ゼブジドフスキが個人的な礼拝所とするつもりで
ツァー山の斜面に聖十字架礼拝堂を建てた。
その後、ツァー山をゴルゴタに見立て、
キリスト受難当時のエルサレムを象徴的に再現しようという
大掛かりな計画へと発展していった。
1632年までに多くの礼拝堂が建てられた。
この地の宗教建築は、キデロンの橋礼拝堂、カイアファの屋敷、アンナスの屋敷、
ピラトの屋敷、最後の晩餐、キリストの昇天、聖墳墓、エルサレムの東の門などを
象徴的に表現しているらしい。
礼拝堂にはネポムクのヨハネに献堂されたものなど、
18世紀から19世紀に建てられたものも4つある。
現在のツァー山の斜面には、計44の宗教建築物群が残り、
周囲の自然の景観とともに美しい文化的景観を作り出している。
これらの建造物群のある敷地は「カルヴァリア・ゼブジドフスカ公園」として知られており、
ルネサンス後期様式の建築と自然の景観が融合した優れた文化的景観として、
1999年にユネスコの世界遺産に登録されている。


 
尖塔のある建物がカルヴァリア・ゼブジトフスカの聖十字架礼拝堂
 

山の斜面に作られているのでかなり急な道を結構歩く。
 

聖十字架礼拝堂(正面)
 

聖十字架礼拝堂(側面)
 

聖十字架礼拝堂(内部)
 

巡礼に出る。
 

舗装されておらず昔の状態を保っているのは評価できるが、
雨が降った地面がまだ乾いてはおらず、ぬかるみの山道はきつかった。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木立の向こうに町が見える。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内部は金網のために撮影ができなかったところも多い。
 

 

 

 

巡礼は農家や牧場や村落のそばを縫って進む。
 

 

 

普通の村落だが、日本と違ってやはり奇麗だ。
 

 

 

 

 

 

 

 

橋中央の祠の中の様子
 

地方なので綺麗な水が流れてはいるが、やはり水は日本のほうが綺麗だ。
 

巡礼路の一部は車道と重なっているところもある。
 

 

ミサの途中だった。
 

ちょうどオトワプカを食べさせているところだった。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

始発点の聖十字架礼拝堂が見えてきた。
 

 
 
聖十字架礼拝堂を背に振り返ってみた。
出発はこの写真から右に向かって、その後大きく円を描くようにして、
写真左端の道を帰ってきた。約6kmである。
バスターミナルから聖十字架礼拝堂までは
1.7km位あるので1日で約10kmほど歩いたことになる。
一部急な山道でぬかるんだ道が滑りこけそうで危なかった。
 

巡礼ルート
 

聖十字架礼拝堂そばにお土産店が数店あった。
 

急な坂道をバスターミナルに向かう。
 

 

 

古くて小さな家であるが、壁などはペンキで塗りなおす習慣があるので、奇麗に見える。
 

 

こちらも古くてみすぼらしい家であるが、ペンキを塗って修復したり、
日本のように家の周りにあれこれとごちゃごちゃ置かないので、
すっきりと綺麗に見える。
 

近くで見ると、何度もペンキを塗りなおした様子が分かる。
また、蟻、ゴキブリ、クモなどの昆虫や小動物が
極端に少ないことも古い家を綺麗に見せている。
 

こちらも重厚なつくりの建物に見えるが、
 

右端の扉をまじかで見れば、何度もペンキなどを塗りなおしているのが分かる。
 

こちらも古くて旧式の一般の家である。汚らしさは感じられない。
 

この道をもう少し下れば、右側にバスターミナルがある。
 








 
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