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ユベナリア(大学祭)
平成27年5月7日
JUWENALIA
May.7.2015
ポーランドの大学祭はユベナリアと呼ばれる。
この大学祭は大学単位ではなくて、市町村単位で開催される。
つまり、一つの都市にあるすべての大学が
合同で同じ日に同じ場所で開催されるのである。
我街では5月7日から9日がユベナリアであった。
この三日間は授業も休講になり
パレードや多数のコンサートやスポーツ大会で盛り上がる。
写真は初日の5月7日の様子をレポートしたものである。
ユベナリア開会会場(リネク)。
生憎の小雨だったが、ポーランドの天気は山の天気に似て変わりやすい。
市長挨拶。
開会宣言は学長ではなくて市長。ユベナリアは市民のイベントにもなっている。
市長がユベナリア実行委員長にユベナリアの鍵(正当性を示す神器?)を渡す。
小雨は止んだが、出足は今一つ。
ユベナリア開会式の檀上出席者
自撮棒で記念写真撮ってますね。自撮棒もポーランドで何回か見たことはある。
これは日本の発明らしいですね・・・・。
開会式の後、コンサートと仮装行列がある。
仮装した学生も見え始めた。
コンサートが始まった。音楽は踊れる曲が主である。
「お〜ぃ、ここだ、ここだよ」
大分集まり始めた。
餅まきではなくシャツ投げ
ついにリネクがいっぱいになった。
みんな踊ってます。
リネク全体が巨大なダンスホール化した。
なんだ、この一部隊は?突然乱入した。
水かけ隊のようだ。これも仮装の一つ。
反撃されてビール掛けられた。
いよいよ仮装行列が始まる。
日本のように仮装者のみが行列するのではなくて、
仮装者の友人や家族も一緒に行進する。
つまり仮装、非仮装にかかわらずリネクにいた人々のみんなが行列する。
お相撲さんだ。さむらい、にんじゃと同様にポーランドでもすもうは誰でも知っている
歩道橋が格好の見物席になっている。
いつの間にか先頭をリムジンが誘導していた。
こちらは、さむらいですね。
「キャー、先生、キャー!」
満開のマロニエの横を歩く。
こちらは着物ですが、アメリカ人がパーティーなどで着る着物。
アメリカ寿司ではないですが、アメリカ和服です。
こちらは忍者だ。
神風鉢巻。
「神風」も世界中でよく知られた言葉。意味を分かって締めている。
「は〜い」
結構あっちから、こっちから声かけられた。
日本的な格好をしている学生達は私の生徒ではないです。
私の生徒たちは、秋の「中世祭り」では本格的な和装を披露するが、
大学祭では各人が適当に仮装しているようだ。
仮装はコンサート会場のここが終点。
広大な会場は大学構内であるが、私の大学ではない。
ビール販売所
ザピエカンカ(ポーランドのファーストフード)販売所。
両側は食事テント
こちらがコンサート会場。結構有名なバンドが出演するらしい。
コンサートの様子はこのような特設画面で椅子に座ってビール飲みながらでも見える。
ほとんどがアルコール販売所
これは人気があっていい商売だと思った。
2分間ぶら下がったら100ズロチ(約3200円)もらえるが、
挑戦料を15ズロチ(約480円)支払わなければならない。
2分間くらい簡単にできそうだと思えるのが、盲点のようだ。
日本以外の諸外国では縁日などでよく見かける移動式遊園地も設置されていた。
遊園地ではこの絶叫マシンが一番人気だ。
少しづつ観客が増えてきている。
綿菓子だ!「綿」はポーランド語でも「Wata」である。
偶然の一致。但し発音は「ヴァタ」にはなる。
暴れ馬ならぬ、暴れ牛。
振り落とされた!見ていると結構面白い。
こちらは、デスコテック。
そして、夜の帳が落ちる。
深夜までにぎわったようだ。
琥珀ブログ 平成23年3月20日 初製作

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