Produced & Photographed by Matsutora
全国博物館オールナイトプログラム
平成27年5月16日
NIGHT OF MUSEUMS
May.16.2015
ポーランドには全国の博物館の入場料が
一斉に無料になる日というのがある。
その日は5月16日の夜間だったが、
当地では午後7時から翌朝1時までであった。
都市によってはオールナイトで無料開放もあるようだ。
無料ほど魅力的なものはない。
どこの博物館も大勢の人々が集まってくるので、
それに合わせて無料コンサートなどの出し物やマーケットが臨時オープンする。
また、リネクなどの中心地ではこの日まで屋外レストラン店も出そろう。
この時期には旅行に行く人も多い。
旅先の博物館はただになるし、協賛イベントも多く楽しめるからである。
ロザリオ・フェア−と銘打った二日間だけの市場。
手作くりの商品を売っている。大抵は販売している人が製作者。
左は蜂蜜、右は蜜蝋燭
縄を使った工芸。まさに縄文式製品!
縄で造られた馬。
「撮ってもいいけどね・・・、あのねぇー、あのねぇー、恥ずかしいの・・・。」
クッキー屋さんです。
一つひとつ手書きなのがすごい。よくできてるね。
かじりたいような、そっとそのまま置いておきたいようなクッキーだ。
こちらはリネク
レストランが広場まで伸びている。
特設舞台もある。見ながら飲食もできる。
「写真撮ってもいいよ」
「写真撮ってやろうか?よこせよ」、パチリ!
「なんだ、手と足しか写ってないじゃないか。
隣のねーちゃん撮ったのか!
撮ってやるって言ったんだろう。もう一度撮れよ」
「写ってはいるが、まじめに撮れよ」
「おー、今度はいいじゃないか」
満開のマロニエ
この間までなかったが、
歩道の空き地がロックガーデンになっていた。
明らかに日本の石庭の影響を受けたものだ。
色の違う小石を敷いて更に小岩を配置している。
なかなか気がきいているが、
その上、経済的で設置後の手間がいらないし、
いいことづくめの庭のようだ。
このような石庭は米国でもちょくちょく目にする。
それから、数時間経過して、午後7時。
漫画博物館
本来は17ズロチ(約565円)であるが、本当にただだった。
ポーランドで人気の漫画及びアニメが展示されている。
博物館のスタッフ。
「きれいに撮ってよ」さらに、「見せて。これはだめよ。もう一枚撮って」
「これならいいわ」
これは漫画とは関係がないが、トイレットペーパーで作った人魚。
「おやすみくまちゃん」というポーランドで
人気の人形アニメが日本語でも楽しめるというポスター。
URLがあるのでアクセツするも接続はできなかった。
ポーラド人形アニメ「おやすみくまちゃん」(ポーランド語版)
これらの人形をコマ撮りして制作しているようだ。
再びリネク
わが街で一番の博物館
日本の古伊万里。古伊万里は世界中の博物館で見ることができる。
博物館中庭
博物館を出て、旧市街
午後8時29分。昼間が一番長い夏至までに、まだ1か月以上もある。
少なくともまだ30分は昼間が長くなると思われる。
三度リネクへ。
コンサートだけではなくて、多彩な見世物が準備されているようだ。
午後九時。コンサート開始。
夜遅くまでにぎわったようだ。
琥珀ブログ 平成23年3月20日 初製作

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