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高槻しろあと美術館
平成２７年９月２９日
CASTLE RUINS MUSEUM
SEPTEMBER 29,2015
この美術館は、高槻城三の丸跡に建つ歴史博物館である。
「江戸時代の高槻に出会う」がコンセプトの常設展示は、
「高槻城と人」「城下町のくらし」「西国街道と芥川宿」「淀川と舟運」
「人々のなりわいといとなみ」の５つのコーナーからなっている。
キリスト教関係の棺桶やロザリオの展示があるが、
これらはいずれも日本最古のものになっている。
参勤交代の様子
くらわんか舟（-ふね）
江戸時代、淀川を往来する大型船に対して飲食物を売っていた主に枚方地方の小舟をいう。
貸食船（煮売船・にうりぶね）とも呼ばれ、公式には茶船と呼ばれていたが、
くらわんか舟・食らわんか舟という俗称が定着した。
「くらわんか」とは、高槻地方の方言で「喰わないのか」
「喰うことも出来ないくらいの銭も持っていないのか」と乱暴に言った言葉である。
現在の河内弁では「食べへんのか」、「食わんのけ」に相当する。
夜と昼とを問わず三十石船などに近づき、
乗客達に「くらわんか」と声を掛け販売していたことから「くらわんか舟」という名がついた。
三十石船とは、江戸初期、世相の安定とともに
淀川で結ばれていた伏見・大阪間の交通機関として旅客専用の船“三十石船”が登場した。
米を三十石積めることから三十石船と呼ばれていた。
全長五十六尺（約17�叩防�八尺三寸（約2．5�叩望莎卍螳�28人〜30人。
高山右近などのキリスト教関係の展示もある。
高槻城内から出土した日本最古のキリスタン墓地。
木棺の蓋
キリスタン墓地から出土した国内最古のロザリオ
琥珀ブログ 平成２３年３月２０日 初製作
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