Produced & Photographed by Matsutora
戎橋筋商店街
平成27年7月9日
EBISUBASHI-SUJI
ARCADESTREET
July.9.2015
「戎橋」の名前の由来は、
今宮戎神社にお参りする参道であったからだというのが有力視されている。
江戸時代にはここを通って今宮戎神社に向かったとされている。
「戎橋」は、大阪ミナミの繁華街の中心に位置する。
南西袂にあるグリコサインは有名で観光スポットにもなっており、
1日平均20万人(休日は35万人)が通行しているが、
近年は中国人の爆買いスポットにもなっている。
なにわ7幸めぐりというのがあるらしい。松虎もすでに4幸参拝している。
大阪南の中心地なんば高島屋。ターミナル百貨店でもある。
「なんばガレリア!」、
ポーランドでは耳慣れた言葉であるが、日本では初めて気が付いた。
ガレリアとはイタリア語でアーケード式商店街を意味するが、
ポーランドでは米国式ショッピングモールが近い。
米国式ショッピングモールというのは、松山でいえば「エミフルマサキ」のこと。
とにかく、「なんばガレリア」を見てみたいと探したが、なかなか難しかった。
方向矢印はあっても難しい。
結局「インフォメーション」で尋ねれば、
写真の4つの柱で囲まれた内部の小広場に「ガレリア」と名前を付けたらしい。
「??」
ひ弱でも「剛」という名前もあるし、ケチでも「恵」という名前もある。
夜にテレビ出演をしても、「モーニング娘」だし、
名付けも自由なので「これも、ありかー」
わき道にそれたが、いよいよ戎橋筋商店街
戎橋筋を歩けば、中国人だらけで大挙押し寄せている。目的は買い物。
各商店も日本語が分かる中国人や中国語が分かる日本人を店員に採用している。
撮影時には気が付かなかったが、「ビリケンさん」が写っていた。
「ビリケンさん」は米国発祥の幸福の神様だそうだ。
一時世界的には流行ったが、大阪では今でも人気がある。
鞄屋さんでもこの建物の3階まで鞄だけが所狭しと陳列されている。
豊富な品ぞろえがすばらしい。
中国人の爆外の中心店舗は薬局。
多くの日本人は気が付かない(というよりも“チャイナマジック”で惑わされている)が、
中国3000年の漢方薬の国の人々がなぜ日本に来て薬を買うのか?
実は漢方薬は効かないのである。
中国の漢方医も病気になれば病院へ行くというのは、中国人ならみんな知っていることです。
日本人の中には、高熱があった時に漢方薬を飲んだら熱が下がったという人もいるかもしれないが、
効かない漢方薬に市販の風邪薬を混ぜて売るのである。これをチャイナマジックと言います。
中国人にとって、自分とって都合がよく利があることは善なのです。
自分にとって不都合で不利益なことは悪なのです。
ですから、チャイナマジックは「善」なのです。
日本人と中国人では善悪の基準がまったく違うのです。
それでいて漢方薬は身体にいいです。害がないですとか、
体にいいだけ値段も高いですとか、売るためには何とでも言いますが、
市販の薬を混ぜているから高くなるのです。
これは、薬だけではなくてそのほかの商品でも同じことが言えます。
道頓堀。数年前に久しぶりに見た水が緑がかっているのにはびっくりした。
大阪市が道頓堀の水質向上に長年苦心しているのは知っていますが、
その後苦労は実っています。確かに改善されています。
更なる向上に期待します!
ZARAまで日本で買うようです。
ZARAだけでなく高級デパートや専門店でも偽物が混じるからだと考えられる。
一度言っておきたい。
日本の商品は百円店でもバーゲンでも使える。
米国、タイ、ポーランドに住んできたが、どの国の商品もすぐ壊れる。
たとえば腕時計で話してみたい。
米国最大のスーパーマーケット「ウォルマート」の商品は、
見た目にはピカピカでいい物に見えるが、すぐ壊れる。
但し、米国には一か月以内なら使用済みでも返品可能という法律がある。
裏を返せば1か月を超えれば壊れてもいいのだ。
米国で6000円くらいな腕時計を買ったが(円が最強の時だったので今買えば1万円を超える)、
1か月を超えたところで秒針も分針も吹っ飛んでしまった。
タイでは、日本から持っていった腕時計を紛失したので屋台で買った。
日本円で数百円だった。腕時計は日本でも1000円くらいで売っている。
1000円以下のものもある。
日本とタイの物価を比較すればタイの数百円でも使えるのではないかと思ったが、
2週間ほどで動かなくなった。
試しにもう一度買ったが、1か月ほどでダメになった、
授業をしているだけに腕時計は必需品である。
デパートでイタリア製のPOLICEを買った。1万数千円だった。
この時計はポーランドに持って行ったが、ポーランドで文字盤がはがれて、
その破片(数字)が針にひかかって、針を止めてしまうので、しかたがない、
ポーランド製の時計を買った。
ただし、ムーブメントは日本製だった。1万8000円くらいだった。
この時計は日本へ持って帰ってきたが、
しまなみ海道自転車走破の際、汗だくだくになって、
なんと時計のベルトが色落ちて長袖シャツの袖にシミを作った。
このようにして見てみると、
これらのことは日本では1000円時計でも起こらないと思う。
更に、ポーランドでは、台所のスポンジでもあっという間に劣化する。
3週間も使えば小さくぼろぼろになって、
日本では1年も使っているような形状のスポンジなる。
劣化が早いのは靴も同じ。靴の裏側があっという間にすり減って穴があく。
新品も2か月しか持たない。
サランラップも絶対切れない。結局はさみで切るか、びりびり破るしかない。
はさみもセロテープもなかなか切れない。でも切れるだけサランラップよりもましだ。
ジャンプ傘も使えない。タイでも何度も買った。すぐに壊れる。
一度は、買って帰って、試しにジャンプさせてた最初の1回目に壊れた。
まるで漫画のようであっけに取られた。
買う時に店でジャンプさせているが、その時は大丈夫だった。
ポーランドの傘もすぐに壊れる。
日本人からしたら諸外国の商品は何もかも使えないのである。
ただし救いはある。ちゃんとしたきちんとしたものを買えばいいのだ。
このちゃんとしたきちんとしたものというのがブランドになる。
このような視点でみると、日本は100円店であってもブランドということになる。
ちゃんとしてきちんとしている商品だからだ。
爆買にくる中国人たちは、自国の品質の悪い商品に辟易しているのだ。
ちゃんとしたきちんとしたものがほしいのだ。
松虎も戎橋筋で傘、靴、バッグ・・・と中国人のように爆買した。
今までの赴任はできるだけ現地調達しようとしていたが、
これからはあれもこれも日本で買って持って行く(郵送)ことにした。
琥珀ブログ 平成23年3月20日 初製作

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