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聖トマス大学
平成27年11月25日
UNIVERSITY OF SANTO TOMAS
NOVEMBER 25.2016
松虎が勤務する大学。
1611年、教職者の育成のためにカトリック大学として設立され、
現存する大学の中ではアジア最古である。
また、単一キャンパスの学生数においては世界最大のカトリック大学でもあり、
ローマ教皇が3度訪れた唯一の大学でもある。
この大学からフィリピン大統領を5人も出しただけでなく、
リサール(日比谷公園に彼の彫刻がある)や
レカルテ将軍(山下公園に彼の彫刻がある)など多くの英雄も輩出した。
リサールはこの大学の医学部を卒業している。
キャンパス内には聖トマス病院があり、
フィリピンではトップクラスの病院として優秀な医師や研究者が集まっている。
キャンパス内には最新式の校舎もあるが、古色蒼然たる風格のある建物もあり、
その中に、有名なUST美術・科学博物館が入っている。
これらの歴史的な建物物は、映画やテレビのロケなどでよく使われるようだ。
医学部、薬学部、看護学部、理学部など20学部がある。学生数は42,000名。
キャンパス内を2車線車道が走る
往年の玄関門
聖トマス大学の象徴的建造物。
400年前に造られた建物であるが、
現在もヒュマン・リソース学部の校舎として使われている。
ただし、この建物の一部はUST美術・科学博物館になつている。
この博物館は有名で「世界の歩き方」にも紹介されている。
入館者のサインを見ると、1日に一人の割で日本人も来ているようだ。
USTは、
聖トマス大学の英語名:ユニバーシティ(U)・オブ・サント(S)・トーマス(T)のこと。
フィリピンでは、一般的にUSTで通っている。
聖トマス教会
聖トマス病院
掲示板
往年の掲示板
食道街(もちろんキャンパス内)。マクドナルドもケンターキーもある。
小さな店舗が連なったエリアもある。
よく入る店に飾ってある招き猫とサント:ニーニョ。
日本生まれの招き猫は、我がキャンパスだけでなく世界中にある。
サント・ニーニョ(サントは「聖」、ニーニョは「 少年」)は
フィリピンを代表する偶像におなっている。
これは、幼少時のキリストの立像で
16 世紀に世界一周の途中でマゼランがセブに上陸した際に
当地の王妃に授けたものが由来とされている。
ところで、松虎の校舎は、左側奥の現代的な建物。
松虎の校舎
毎日ここから出入りする。
一階は広間になっている。行事の受付広場によく使われている。
この広間を通り抜けると教員用のエレベーターがある。生徒用には別に4基ある。
教員用のエレベーター。さすがに十字架がついている。
三菱製
校舎からの眺めはよい
聖トマス教会
UST美術・科学博物館のある建物
校舎内の廊下
廊下に置いてある聖像
職員室
職員室内部。
フィリピンも欧米のように決められた机はない。空いている机を使う。
松虎は聖トマス大学で一番高齢の先生だそうだ。
それだけに、みんなが丁寧に扱ってくれている。
このソファーに座っていることも多い。
こちらは職員専用の台所と食堂。
弁当を買ってきて食べたり、コーヒーを入れてよく飲んでいる。
こちらは教室。
カトリックの大学なので十字架がかかっている。
ホワイトボードは硬質ガラス。今までに使ったこともない高価なホワイトボード。
空調も三菱製品
トイレ
エアードライヤーも三菱製。すべて三菱が請け合ったようだ。
中央の緑の四角形がキャンパス。
黄色い星のところに松虎の校舎がある。校舎の大きさも星の大きさくらいである。
琥珀ブログ 平成23年3月20日 初製作

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