Produced & Photographed by Matsutora
ロビンソン・プレイス・マニラ
平成27年10月〜12月
ROBINSON PLACE MANILA
OCTOBER TO DECEMBER,2015
フィリピンには巨大なデパート・グループが二つあり、
そのうちの一つが、ロビンソングループである。
そのロビンソングループが
自宅から歩いて数分のところに大ショッピングセンターを作ってくれている。
ロビンソン百貨店、ロビンソン・スーパーマーケット、ハンディーマン(ホームセンタ−)、
シネマコンプレックスのほかに数百店舗の店が並んでいる。
これらの二大デパート・グループはどちらも華僑経営である。
ついでにいえば、タイではセントラルグループとセィアーヌパラゴングループが
二大デパートグループで、どちらも華僑経営だった。
セントラルグループの傘下にロビンソンデパートがあったが、
フィリピンのロビンソンとタイのロビンソンが同一なのかどうかは不明。
札幌にもロビンソン百貨店というのがあったので、
案外全く関係がないのかもしれないと思ったりしているが、真相はわからない。
入口は数か所あるが、その全てでセキュリティーチェックを受ける。
フィリピンのダイソーには裏切られた感じがする。
値段は88ペソ(229円)と高いが、品は粗悪品が混じっている。
米国ではほぼ日本と同じ価格で純正のダイソー製品だった。
タイでは値段は2倍くらいしたが、商品は純正だった。
高くても純正なら許せるが、純正ではない粗悪品を混ぜられれば足は遠のく。
ダイソーが経営している。
すべて一律の料金ではなくて商品によって値段の異なる店。
ダイソーがやってるだけにやはり日本的なものは多い。
ラーメン店もたくさんある。こちらは東京のラーメン店のようだ。
北海道ラーメン
博多ラーメン
世界進出のお手本とまで言われている味千ラーメン店。
サンフランシスコで食べた味千ラーメンは美味かった!
味千ラーメンは日本でも90店舗ほどあるが、全国的には知られていない。
海外では中国を中心に約700店舗もある。
味千ラーメン店は世界で一番有名なラーメン店だともいわれている。
確かに味千ラーメンは熊本本社であり、
九州ラーメンを出す店であることには違いはないが、
”日本”のラーメン店かといえば限りなくNOにちかい。
少なくとも海外にある味千は日本企業ではない。
もともとの熊本の味千は台湾人経営である。
そのオーナーである台湾人と香港の企業家が結託して、
香港に味千インターナショナルという会社を作り、この会社が世界進出を盛んにやっている。
香港企業ゆえに、中国本土にもいとも簡単に進出できたわけである。
学校の授業でも、
「香港の味千インターナショナルには日本人も台湾人(オーナー)も直接関係してないね」と話した。
「それはロビンソンの味千の看板見ればよく分かる。
日本人や日本人と全く同等に日本語をしゃべる台湾人が絶対間違わないことを間違えている。
あのラーメン店は香港人だけでやっているようだ。
あの「ラーメン」のカタカナの書き方みればよくわかる」と。
「先生、味は?値段は?」と聞かれたので、
「一度食べたが値段は高い。1000円くらいした。味は九州の味」と答えた。
さて、ここまでは、教室でもした話であるが、次は初公開。
2012年、胡錦濤元主席が尖閣諸島にいちゃもんをつけて戦争状態になった。
中国政府は公式に「中国は何でもやる」と公言して、次々に手を出してきた。
若者にはデモを起こさせて、暴れさせたりもした。
若者は日本料理店や日本車や日本企業を襲撃もしたが、
中国政府はその数日後には手のひらを返すように
「デモはしてもいいが壊してはならない」といいだした。
実際に、その後のデモで店舗を壊した若者は連行して取り調べるようになった。
みなさんは、この変化を覚えていらっしゃるだろうか?
実は、この時に大きな力となったのは、ほかならぬ味千だった。
若者が壊した日本料理店とはほかならぬ味千ラーメン店だったのだ。
彼らは香港のラーメン屋さんの店舗をめちゃめちゃにしたのだ。
ここからは推測であるが、中国政府は香港味千にこっぴどくやられたと思う。
同じ中国人同士ゆえに賠償金もしっかり払わされたと思われる。
これは何でしょうか?結構人気だ。
タコ焼きだ!
フィリピンで進化したたこ焼きだった。
コンデンスミルクがかかって、スイーツになっている。
結構美味かったが、不思議なことにもう一度食べたいとは思わない。
なぜだか理由はわからない。これで60ペソ(120円)
蒸し饅頭もある。蒸し饅頭というよりも、浅草の人形焼き!
もちろんアメリカ店もたくさんある。
アメリカの物の数に比べると日本の物はほんのひとつまみほどです。
クリスピードーナツ!アメリカで食べていたので懐かしい。
UCCもある。
シネマコンプレックスもある。
というか、タイでも、ポーランドでも、
ショッピングモールの最上階は通常は映画館になっている。
フードコート。夕食はここで食べることが多い。
フードコートでも街の食堂でも、店がおかずを準備しておき、
客が「これ、これ」といって指さして注文する。
「これ、これ」をタガログ語で、「トロトロ」というので、
このような形態の食堂を「トロトロ」という。
これは、バナナの花のつぼみ。サクサクして食感がいい。
東京の「フィリピン・フェスティバル」でも売っていた。
上の料理で290ペソ(754円)。思うほど安くないです。
ロビンソン・スーパーマーケット。通常はここで買い物をする。
こんなに日本の食材が手に入るとは思ってもみなかった。
2.6を掛ければ日本の値段になる。
フィリピンの国民的スターのマニー・パッキャオが宣伝マンのピザハット。
刺青の店。フィリピンでも多くの人が入れ墨を楽しんでいる。
米国でもタイでもポーランドでもフィリピンでも実に多くの人が、
ネックレスかブレスレットをするように入れ墨を楽しんでいる。
ただ日本だけは、入れ墨の使われ方が異なり、他人を威嚇するのに使われてきたので、
日本だけは入れ墨の良し悪しを別にするが、
観光立国を目指す日本、温泉の入れ墨者の入場禁止をどうするか。
難しい問題であるが、そろそろ入場を解禁したほうがいいのではないかと思われる。
もしかすれば、海外から多数の入れ墨客が入浴することになれば、
日本でも入れ墨が普通のことになって、
入れ墨で威嚇するという行為に風穴があくかもしれないと思ったりもしている。
日本の古美術骨董店もある。
有料でビンゴゲームをやる。結構人気だ。
ホームセンター
ロビンソン百貨店
バロン・タガログ。パイナップルの繊維でできた薄物のシャツでフィリピンの正装。
クリスマス商品
吹き抜けはあちこちにある。
ショッピングモールでは車も売るが、
タイでもポーランドでもショッピングモールで車を売っていた。
正面はHM
一番大きな吹き抜け
ここは色々な行事をやっている。
中国獅子舞世界選手権大会をやっているようだ。
ボブソンがやっていたこともある。
そして、現在(12月11日)はクリスマスの飾りつけがされている。
一番大きな吹き抜け
琥珀ブログ 平成23年3月20日 初製作

© 2015-2025 KOHAKU BLOG. ALL RIGHTS RESERVED.