Produced & Photographed by Matsutora
石鎚山の紅葉(三)
平成28年11月3日
MT.ISHIZUCHI IN AUTUMN
III
NOVEMBER 3. 2016
一回目の登頂から4週間後、2回目の登頂から2週間後、
紅葉の変化を研究するために3度目の登頂をした。
紅葉はほぼ終わり、山頂付近は真冬で氷桜が綺麗だった。
石鎚山山頂から約1300m下にある面河渓はまだ紅葉が始まったばかりだった。
1週間後には面河渓の紅葉を撮りたい。
石鎚山登山口にて。「寒い〜!」、冷風がぴゅうぴゅう吹きます。
登山道では紅葉がほぼ終わっているが、残っているところもある。
見渡せば、近くや遠くの山々の斜面にも紅葉が見られる。
石鎚山は古くから山岳信仰の山とされ、
すでに奈良時代には修行道場として知れ渡っていた。
役小角や空海も修行したとされ山岳仏教や修験道が発達し、
現在でも石鎚山は信仰の拠点として存続している。
石鎚山のように、山岳信仰や信仰登山の盛んな山が七つある。
それらは、「七霊山」、あるいは「七霊峰」と呼ばれている。
富士山(静岡県、山梨県)、立山(富山県)、白山(石川県、岐阜県)、
大峰山(奈良県)、釈迦ヶ岳(奈良県)、大山(鳥取県)、石鎚山(愛媛県)である。
写真中央上に白点が二つ見えるが、それらは白装束の修験者である。
登るにつれて雲の中に入っていく。
修験者が結構いる。
樹氷だ!
粉雪が降って結構寒いが、
登山で身体が熱くなっているのでジャケットを脱ぐと気持ちがよかった。
クマザサに降った粉雪
桜が満開のような樹氷
「氷桜」と名付けたものの検索するとこの言葉はすでに存在していた。
石鎚山山頂にある石鎚神社
白雲で霞む天狗岳
白雲が広がる山頂からの眺望
下山してると雲がはれて、石鎚山の全貌が見えた。
琥珀ブログ 平成23年3月20日 初製作

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