Produced & Photographed by Matsutora


セミの競演〜冬鳥
平成28年7月22日ー平成29年1月15日
CICADAS ARE SHRILLING-WINTER BIRDS

JULY 31-DECEMBER 9.2016



夏から冬にかけて、場が庭に飛来するセミから鳥を撮影した。



1日中途切れることなくセミが鳴いている。
異なった鳴き声が聞こえるので、数種類いるようだ。
 

よく見るとあちこちにアブラゼミがいた。
 

 

ヒグラシもいた。
 

網戸にも、
 

デッキの屋根の支えにもいた。
 

セミ以外にも、
室内の出窓からはハグロトンボが見える。
ここに住み着いているようだ。どこにいるかわかりますか。
 

ムクドリも飛来した。
 

数的にはキジバトが一番多い。
 

キジバトは二羽で来ることが多い。
我家は結構豊かな自然の中にある。
 

稲穂も色づいてきた。こちらは雀、稲穂をめがけて頻繁にやってくる。(9月21日)
 

イソヒヨドリが飛んできた。
世界的には標高2,000-4,000mの高山の岩石地帯に生息する鳥であるが、
日本では名前のごとく磯や港など海岸周辺が主要な生息地域である。
わが庭に飛んでくるとは思わなかった。(10月9日)
 

最近、ジョウビタキが庭のフェンスで羽を休めている。
ジョウビタキは冬鳥でチベットから中国東北部、沿海州(ロシア)、
バイカル湖(ロシア)周辺で繁殖し越冬のために日本などに飛来する。
遥々遠くから飛んできてくれたのかと思うと愛おしくなってくる。
(11月9日)
 

 

ジョウビタキも毎日来ているが、数日前から新しい訪問者が飛来している。
スズメやジョウビタキよりも一回り大きいヒヨドリだった。
山茶花、椿、桜などの蜜が好きで花食う鳥といわれることもある。
日本の近隣諸国にも住んではいるが、数は少なくほぼ日本に生息するような鳥で、
日本を訪れる海外のバードウォッチャーにとっては
ぜひ観察したい野鳥のひとつとなっているそうだ。
毎年、山茶花が咲き始めるころから桜の時期くらいまで飛来する。
その後は見かけなくなるが、東北や北海道に行くようだ。
日本国内で移動する鳥のようだ。(11月23日)
 

 

我庭も一番秋色になった。
よく見たら新しい鳥が羽を休めていた。愛くるしい目のシロハラのようだ。
腹が白いのでこの名前になったようだが、残念ながら腹を見せずに飛び去った。
シロハラは中国東北部からロシア沿海地方にかけての地域で繁殖し、
日本や朝鮮半島、中国で越冬する渡り鳥である。
日本では鳥獣保護法により禁猟であり、捕えると処罰対象となる。
(12月7日)
 

 

数十羽でやってきてくれた新しい訪問鳥。ツグミだった。
夏季にシベリア中部や南部で繁殖し、冬季に越冬のために日本に飛来する。
名前の由来は、冬季に聞こえた鳴き声が夏季になると聞こえなくなる。
口をつぐむことに由来するという説がある。
 (12月9日)
 

 

メジロがやって来た。 
メジロは山茶花、梅、桜が満開になるとやってくる。
12月下旬ころからちょろちょろしていたが、
メジロはスズメ以上に用心深く、すぐに立ち去るので、
今まで撮影ができていなかった。 メジロはヒヨドリのように蜜が大好きだ。
花札の『梅にウギイス』のウグイスはどう見てもメジロ。
メジロをウグイスと勘違いしたようだ。
 (1月15日) 
 








 
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