Produced & Photographed by Matsutora
バイディン寺
平成２９年２月２６日
BAI DINH PAGODA
FEBRUARY 26. 2017
ハノイからバスで2時間ほどにあるベトナム北部の
紅河デルタ地帯に位置するニンビンに、
東南アジア最大といわれる「バイディン寺」がある。
オープンしたのはなんと2010年で、まだ未完成であるが、
人気はうなぎのぼり状態。
バイディン寺としては昔からあるが、
近年広大な土地確保し、
2010年に大伽藍を築いたということである。
広さは約80ヘクタール。東京ドーム約17個分の広さで、
その敷地内には3つの伽藍があり、
それぞれの内部にはピカピカ（青銅製）の釈迦仏や三世仏などが安置されている。
また、伽藍を取り囲む回廊には500羅漢がすらりと並んでいる。
今回の日帰り旅行は、勤務先の研修旅行に便乗させてもらった。
貸し切りバスの車内から撮影
カルストでできた小山と水田。白鷺のような白い鳥がいるのが見える
バイディン寺の大塔が見えてきた。
最初の門に到着
添乗員さんが入場券を手配している間に記念撮影
入場券と退出券
広大な敷地なので電気バスで移動
第二の門
記念写真
松虎もちゃんと映っている
中央
右側
左側
献花は黄色い菊が普通のようだ。
そういえば、花屋でこの黄色い菊がたくさん売られている
卍は世界共通のようだ
五百羅漢
参拝者が御加護を求めて触っていくので、手油で黒くなっている。
すべての仏像に名前が掲げられている
五百羅漢が安置されている回廊
ベトナムのザボン（ベトナム語ではダオティエン）
通訳のチュアンさんによると、ダオは「桃」、ティエンは「神様」で、
「神様の桃」、つまり「神様の食べ物」という意味だそうだ。
ハノイではダオティエンを食べるかどうかはよくわからないが、
「神様の桃」なので、病気が治ると信じられていたので、
チュアンさんの田舎では昔、難病の薬として食したり、飲んだりしたそうだ。
確かに難病が治った人はいたが、治らなかった人もいたようだ。
チュアンさんも、一度食べてみたらしいが、少し臭かったと記憶されているようだ。
ところで、この「神様の桃」ではないが、このくらいの大きさの柑橘（ザボン）が、
タイでもフィリピンでもベトナムでも食べられている。
そして、そのベトナムのザボンは、とっくの昔に、日本にも伝来しているようだ。
1920年(大正9年)ベトナムのサイゴン植物園から、
島田弥市が元台湾総督府士林園芸試験場に導入した。
台湾に自生していた白柚よりも晩生の為『晩白柚（ばんぺいゆ）』と名づけられたそうだ。
昭和5年に鹿児島県果樹試験場、同8年熊本県果樹試験場に導入され、
主に熊本県で栽培されていたが、現在は九州各地や四国地方で栽培されているそうだ。
『晩白柚』は世界最大の柑橘で、大きいものでは1個2�圓鯆兇┐董�
値段も一個が3,240円だそうだ。たぶん世界最高価格の柑橘じゃないかと思う。
四国地方でも作られているそうであるが、四国の松虎は知らなかった。
ベトナムの流れを汲むという晩白柚を、
帰国時には一度買ってみることにしよう。参考：晩白柚
釈迦仏殿
釈迦仏殿右回廊
釈迦仏殿左回廊
釈迦仏殿を背にした後方の眺望
釈迦仏殿
釈迦仏殿内部
観世音殿
観世音殿内部
後方は鐘楼堂
鐘楼堂
鐘楼堂内部。左側のものは何だと思いますか？
上に鐘が見えますね
鐘の音を共鳴させる物のよううだ
ベトナム最大の鐘
鐘楼堂からの眺望
お土産街
コムチャイ。ベトナム版おこげ煎餅。
日本だとおこげは醤油味であるが、
このベトナム版はヌックマム味（小魚を 原料とする魚醤の一種）で、
豚肉から作った田麩が入っている。
この地方（ニンビン）の人気土産になっている
お土産街に桃が咲いていた
琥珀ブログ 平成２３年３月２０日 初製作
© 2017-2027 KOHAKU BLOG. ALL RIGHTS RESERVED.