Produced & Photographed by Matsutora
ファンシーパン山
平成29年10月1日
FANSIPAN MOUNTAIN
October 1. 2017
ベトナム北西部,ラオス寄りにある山。
インドシナ半島の最高峰で、標高 3143m。
この山系の谷川は本流ではないが、
ハノイの母なる大河「ホン川 (紅河) 」にも流れて込んでいる。
この辺りの山岳地帯は、古来より少数民族が棚田を形成し、農耕して生きてきた。
ベトナム人(キン族)は住んでおらず、地図にも載っていなかった空白地帯であった。
植民地時代のフランス人が避暑地として開発し、
サパと命名し、地図にも載り、世界に知られるところとなった。
かつてフランス人が住んでいた別荘地帯は、
ホテル街に代わり、全世界から観光客が訪れている。
サパはファンシーパン山の登山基地となっている。
ファンシーパン登山は、従来は2〜3日かかっていたが、
昨年(2016年)2月に、
サパから山頂を結ぶ世界最長及び世界最高低差のロープウェイが誕生して、
20分ほどで簡単に登ることがきるようになった。
駐車場からロープウェイ乗り場までは、電気自動車で移動する。

サパの市花

こんな花

ロープウェイ乗り場に迎え合うようにしてある廟
ファンシーパン山は、聖山のようだ。
9合目から上は頂上までは、廟の建物が連なっている。

これがロープウェイ乗り場入り口

ファンシーパンコーヒーもあるようだ。
実は、ベトナムは世界第2位のコーヒー産出国である。

登る前に記念写真

ロープウェイ乗り場。こんな立派な乗り場は見たことがない。

階下に降りて、

更に降りる

このロープウェイは、二つのギネス記録を持っている。
世界最長(6292.5m)記録と世界最高低差(1410.0m)記録である。




乗りました!

少数民族(モン族やザオ族)の家屋が見える。

棚田もよく見える。






写真上部のビル群は、ホテル街。下方は、モン族の家屋と棚田。







雲がかかってきた。


ロープ以外は何も見えなくなった。

ロープウェイからは白雲以外見えず。


雲の合間に滝が見える。




登山道



到着した


広く立派なお土産売り場もある。

モン族の民芸品
これらの民芸品は、ハノイ市内でも、
ベトナムフェステイバル(東京)でも大量に売られていた。
たいへん人気があるようだ。

ファンシパン山は道も踏跡程度で歩きにくく、上級者向けの山であるのに、
このような立派な建築物群を標高3000mのところに作り上げたのには驚嘆する。






この鐘楼はすごい!
写真下の歩道を見れば高さがわかる。こんな鐘楼は見たことがない。



なんと綺麗な神様(左)

男女の神がいるようだ。


ロープウェイを降りれば、そこから山頂までは廟の建物が続くが、
ケーブルカーで山頂まで行くこともできる。








廟の階段の下をくぐったり、

歩道の上を通ったり、

廟に沿って走ったりする。



5分ほどで到着

ケーブルカーを降りれば山頂は目の前。右上の柵のところが山頂。



山頂





雲が多く視界はほとんどなかった。


帰りのロープウェイ

左上がロープウェイの終着駅

琥珀ブログ 平成23年3月20日 初製作

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