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女性の日
平成29年10月20日
VIETNAMESE WOMENS' DAY
October 20 2017




ベトナムには、共産党などが定めた記念日が数多くあり、
なかでも女性の日は年に2回もある。
一つは 3月8日の「国際婦人デー」 で、日本人にはあまり馴染みがないが、
現旧社会主義国を中心に世界では良く知られる記念日ではある。
もう一つは10月20日の女性の日で、
3月8日と区別するために「ベトナム女性の日」と呼んでいる。
今日は、「ベトナム女性の日」だった。
2つの女性の日のどちらも男性が妻、恋人、母親など身近な女性に
ちょっとしたプレゼントをして、
日ごろの感謝の気持ちを表す日となっているが、
「ベトナム女性の日」は共産党が定めた記念日。
当初は単なる党の記念日で、ドイモイ政策が本格化した1990年頃から
「女性に感謝する日」として北部の人たちに広まっていったようだ。
一方、北部に統一された歴史を持つ南部では依然として党の記念日に過ぎず、
つい最近までこの日を知らない人も多い状況だったが、
女性に感謝の気持ちを表す良い機会ということもあり、
最近は南部でも徐々に一般化してきているようだ。
さて、10月20日が「ベトナム女性の日」となったのは、
ホー・チ・ミン氏がベトナム共産党を設立した 1930年の10月20日に
「ベトナム反帝婦人会」(現在のベトナム婦人連合会)が発足したことに由来 している。
そのため、3月8日の「国際婦人デー」よりも、
10月20日の「ベトナム女性の日」のほうが真面目に女性について考え、
女性を尊重する日になっており、女性問題に関して討議する会議、
女性の表彰などが盛んに開催されている。
女性の日には男性が妻、恋人、母親など身近な女性に
ちょっとしたプレゼントをするのが一般的な慣わしであるが、
南部の人は何もしないという人のほうがまだまだ多いかもしれない。
プレゼントの定番は花、中でもバラの花で、
この日が近づくとバラの価格が倍以上に跳ね上がるそうだ。
そのほか、シャンプーや洗顔フォーム、
お菓子などあまりお金のかからないプレゼントが一般的であるが、
最近は奮発して高額のプレゼントをする人も中にはいるようだ。
宝飾店や衣料品店などでも盛んに「女性の日」セールを行うようになった。
一方、プレゼントではなく、家事をやって妻や母親を休ませ、
感謝を態度で表すという人もいる。
職場では男性職員がお金を出し合って女性職員にお菓子などを配ったり、
ランチをご馳走したり、皆で娯楽イベントや女性コンテストを開催するところもある。
更には、会社が女性だけに小額のボーナスを支給するケースもあるそうだ。
学校では、女性の先生にプレゼントや心づけを渡すのが慣わしで、
地域や学校によってどの程度の贈り物をするかは異なっているそうだ。
我日本語センターでは、生徒たちがお金を出し合って、
女の先生に花束を買って贈っていた。
みんなで一つの花束を買うので、複数の花束をもらっていた先生はほとんどいなかった。














松虎は、急に聞いた話なので、準備ができず、
消えるマーカー(日本だけしか販売していない)をたくさん持っていたので、
女性の先生方に消えるマーカーを一本づつプレゼントした。
「書いた文字が消せます。嫌な昔の過去も消せます!」
といって渡したので、皆さんに好評だった。


昼食後、どこからかケーキが届いて、
男性代表で女性の先生方にケーキを贈るという大役を仰せつかった。












 


 
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