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愛媛のベトナム人実習生
平成29年11月23日
Vietnamese internship students in Ehime
November 23 2017




ベトナムからやって来た実習生に松山城や道後温泉などを案内した。
二人は愛媛で会った初めてのベトナム人の教え子である。
表題に実習生と書いてはいるが、公式にそう呼ばれているのでそう書いただけで、
実のところ、実習生制度というのは完全に有名無実化している。
実態に即した名称を付けると「外国人助っ人労働者」になると思う。
実習生は、日本へ来て、溶接、塗装、金属プレス、鳶、養鶏、農業などの技術を学ぶというが、
ハノイも今や高層ビルが林立し、現在計画及び建築中の高層ビルは数百棟もある。
現在一番高い建物であるカンナム・ハノイ・ランドマークタワーは350mで、
日本最高層ビルのアベノハルカスの300mをはるかに凌いでいる。
ホーチミン市では、建築中の「ザ・ランドマーク81」は、
すでに高層マンション世界最優秀賞を受賞し、
来年完成すると81階建てで、高さは460メートルにもなる。
このような国の若人が遥々日本まで来て、塗装や溶接を学ばなければならないのだろうか?
さらに農業もできなければ、卵も生産できないのだろうか?
実はそのような技術を学ぶ必要は全くないのである。
また、農業のように日本で学んだことは、帰国して自分たちの国では全く使えないものもある。
海外の多くの国々は乾期と雨季がある。
乾期というのは3〜4カ月も雨が全く降らないのである。
雑草は完全に枯れてしまう。雑草が枯れるのに野菜が育つわけがない。
日本式農業は3〜4カ月も雨が一滴も降らないということは全く想定されていない。
日本では3〜4カ月どころか、3〜4週間も雨が降らなければ、
上を下への大騒ぎで大干ばつになる。
これで、わかっていただけると思う。日本の農業は日本の風土に即したものなのである。
では、なぜ実習生がやってくるのであろうか。
日本政府が「仕事があるぞ〜」と募集するからである。
また実習生も「日本の進んだ技術を学びに来ました」という。
そういわなければ入国管理事務所を通過して、日本へ入国できないのである。
だから、そういうように徹底的に教え込まれているのである。
日本では、溶接、塗装、金属プレス、鳶、養鶏、農業などをやってくれる青年がいない。
若い人が敬遠するのである。
「といって、会社をたたむわけにはいかないんです。
やってくれる人をどこからでも引っ張ってこなければならないんです」
と日本の事業関係者は口をそろえる。
つまり実習生制度をちゃっかり利用したということである。
これが悪いといっているのではなくて、
実習生制度というのは完全に有名無実化しているのだから、
誤解を招くような名称をいつまでも使うのではなくて、
実態に即した名称にする必要があると思っている。





松山城リフト




松山城




ヒューさん、松虎、スンさん


天守閣にて






天守閣からの眺望




松山城ロープウェイ




坂の上の雲ミュージアム


二松學舍が、創立140周年事業の一環として、
作成した夏目漱石のアンドロイドがちょうど来ていた。
夏目漱石と会話ができるということで人気になっていた。




晩翠荘










道後温泉






夕食はラーメン、餃子、焼き飯


エミフルMASAKI(ショッピングセンター)
















 


 
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