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バイクの洪水
平成２９年２月９日
MANY MOTORBIKES
FEBRUARY 9. 2017
フィリピンではジプニー、
タイでは軽トラのミニバスがどんどん走っているが、
ハノイにはそのような便利で安価な乗り物はない。
ハノイの市民の足はもっぱらバイクである。
老若男女がバイクに乗って走っている。
ベトナムでは誰でもバイクが買えるという経済事情にも関係しているようだ。
バイクの列が車道を埋め、まるで洪水かのように歩道まであふれ出て走っている。
歩行者にとっては、途切れぬバイクの列に、歩道の２ｍを横断するのも厄介である。
「ベトナムのバイクの量は世界一だ」と思うかもしれないが、
人口に対するバイク保有台数は台湾に次ぐ第2位だそうだ。
1000人当たりのバイク保有台数は台湾が676台、ベトナムが460台なのだそうだ。
同じ撮影場所でもバイクに乗っている人々は同じではない
こちらは歩道を走るバイク
途切れぬバイクの列に、この歩道を横断するのは至難の業である
こちらは裏通りの一般道
現在のハノイをよく表している写真
すでにこのような工事中の場所を何十か所も見た。
一か所で4〜5棟の高層ビルが建つとして、
10年後には数百の高層ビルが増えているのではないかと思われる。
≪参考：ベトナムの世界一≫
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世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー(TripAdvisor)」の
日本法人が観光地として人気の世界40都市における
旅行コストを比較調査した 「旅行者物価指数2015」で、
ベトナムの首都ハノイが第1位 になった。
�∪こΔ悩任眞�蓄が好き！
米市場調査会社ニールセンが2015年第1四半期に
世界60か国の消費者を対象に実施した調査によると、
｢余剰金の使い道｣についての質問で、
ベトナムの消費者うち78％が｢貯蓄｣と回答 しており、
世界で最も高い割合だったそうだ。
ベトナムでは自国通貨建てであれば年6％程度の金利がつくため、
以前よりインフレが収まっていることもあり、
貯蓄して資産を増やそうという人が多いかもしれない。
�Ｄ局挈義悗料�加率が世界一！
英国不動産サービス大手のナイト・フランクによると、
2014年におけるベトナムの「超富裕層人口」は前年比+6人増の116人 だった。
「超富裕層」とは、住居以外に資産3000万USD(約37億円)以上を持っている人を指すそうだ。
ベトナムの超富裕層人口は、2014年から2024年までの10年間で
2.6倍の300人に達する見通しで、この増加率は世界トップなんだそうだ。
�ぅ咫璽訃暖駑未料�加率が世界一！
キリン株式会社がインターネット上で調査したデータによると、
2014年のベトナムのビール生産量は世界10位だったが、
10年前の2004年からの増加率を見ると、ベトナムは+233.5％増、
つまり3.3倍にもなっており、この伸び率は世界第1位 なんだそうだ。
�ゥ�シューナッツ輸出が9年連続世界一！
ベトナムカシューナッツ協会(VINACAS)の発表によると、
2014年のカシューナッツ輸出額は前年比+22％増の20億USD(約2500億円)で、
9年連続で世界第1位になった。
ベトナム産カシューナッツは世界50か国に輸出 されているそうだ。
�Ε灰轡腑ν⊇个呂覆鵑�14年連続世界一！
カシューナッツよりも前から世界一になっているのがコショウの輸出。
なんと、14年連続で世界第1位となっている。
商工省によると、ベトナム産コショウはおよそ100か国・地域に向けて輸出されており、
2014年の輸出量は前年比+17％増の15万6000t、
輸出額は同+35％増の12億USD(約1480億円)に達している。
世界に出回っているコショウのうち50％がベトナム産 というのだから、
これぞ世界に誇れるベトナム産品と言えるだろう。
�Г�米を食べる量が世界一！
少し古くなるが、2012年12月7日放送の 「ネプ＆イモトの世界番付」 で
紹介された「お米を食べる国ランキング」で、ベトナムが世界1位になった。
お米を食べる国40か国の4300人以上に「1日にご飯を何杯食べますか？」と
質問した結果を集計したものである。
ベトナムは1日3.6杯 で2位韓国の2.6杯を大きく引き離して第1位！
ちなみに日本は2.0杯で第7位だった。
ちなみに、ベトナムはコメ生産量で第5位、輸出量で第2位だそうだ。
��未成年女性の喫煙率が世界最少！
これもちょっと古いデータではあるが、世界保健機関(WHO)の2010年統計によると、
「未成年女性のタバコ製品使用率」でベトナムは世界155か国・地域中155位 。
つまり、未成年女性(13〜15歳)が世界一タバコを吸わない国になった。
トップのレバノンは54.1％、世界平均は15.8％、ベトナムは1.5％となっている。
��世界第２位のコーヒー輸出国
1位ではないが、世界のコーヒー輸出国ランキングは１位がブラジル、
２位がベトナム、そして３位と４位がコロンビアとインドネシアだそうだ。
ベトナムは意外なコーヒー産出国だった。
��世界・就業者に占める自営業率ランキングでは3位
こちらも1位ではないが、国際労働機関(ILO)の2011年調査に基づいた
「世界・就業者に占める自営業率ランキング」 でベトナムが第3位になっている。
日本の自営業率が11.90％なのに対し、ベトナムは65.40％！
仕事をしている人の7割近くが自営業 となっている。
ベトナムでは安定した大企業に勤めていても「将来独立したい」という人が多いのも事実だし、
大資本のスーパーやチェーン店がほとんどなく、
路上マーケットや地元の商店街は活気があり、
庶民生活の必需品の供給源になっているのも関係しているのではないかと思う。
琥珀ブログ 平成２３年３月２０日 初製作
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