Produced & Photographed by Matsutora
ホアンキエム湖畔一周
平成29年3月11日
WALKING AROUND THE LAKE SIDE OF HOAN KIEM
MARCH 11. 2017
ハノイ市の中心地であるホアンキエム湖
1周約2kmの湖畔を完歩しようとバスに乗ってアパートを出た。
湖畔近くのオペラハウス前で下車、スターバックスに寄ってホアンキエム湖へ。
3月のハノイは霧雨が降る。傘はほぼ必要ではない。
「春雨じゃ、濡れていこう」とばかりに傘をさす人はいないが、
バイク運転者は合羽を着ている。
塀の奥に墓地が見える。
ハノイロッテセンター
ハノイで第2位の高層ビルで267m。ロッテの進出ぶりはすさまじい。
建築現場は珍しくない。
10年後は数百の高層ビルが増えるのではないかと思われる。
オペラハウス(左)に到着。右はヒルトンホテル。
大通りには桃の花の飾り。
ベトナムで花といえば、桃と蓮で、蓮が国花になっている。
オペラハウス近くのスターバックス。
ご当地カップを売っている。赴任地では必ず購入している。
まだベトナムには少ないコンビニを発見。
労働者劇場
この辺りはハノイのブロードウェイですね。
劇場ロビーの飾り
チャンティエン プラザ(高級老舗デパート)
ホアンキエム湖に到着
亀の塔
黎朝の初代皇帝黎利(レ・タイ・トー)が湖の宝剣を手にし、
その剣によって明との戦いに勝利した。
その後、黎利(レ・タイ・トー)は湖の上で金の大亀 (Kim Qui) から平和になったので
持ち主である竜王に剣を返すように啓示され、湖の中心近くにある小島で剣を返した。
それゆえ、還劍(ホアン・キエム)と呼ばれるようになり、この湖の名称にもなった。
その後、その小島には亀の塔が建てられ、ハノイのランドマーク的存在になっている。
亀の塔
明を退けたベトナムの英雄リ・タイ・トー(黎朝の初代皇帝黎利)記念碑
ベトナム独特の写真の中の旗は、寺社仏閣には必ず建てられている。
「神」と書いてありますね。
塔の上にリー・タイ・トーの像が鎮座している。
ベトナム語でPhat Thu(ファットゥ)。直訳すれば「仏の手」となる。
手の形に似ているのでそう呼ばれるが、食用ではなく神前仏前での飾り物である。
ベトナムでは、仏も神もあまり区別されていないようだ。
wikipediaによると、
日本では、ブッシュカン(仏手柑、学名:Citrus medica var. sarcodactylus)とよばれる、
ミカン科ミカン属の常緑低木樹で、「カボス」「ユズ」などと同じ香酸柑橘類の一種だそうだ。
高知県四万十川流域で栽培されている「ぶしゅかん」は、
同じ香酸柑橘類の餅柚と呼ばれる品種であり、緑色で球状の果実である。
ブッシュカンと区別するため、ひらがな表記としている。
ブッシュカンを手仏手柑、ぶしゅかん(餅柚)を丸仏手柑と区別する場合もあるそうだ。
黄色いものばかり置いてあるので、
黄色いものをお供えするのかと思ったら、そうでもなくて赤い花でもいいそうだ。
ベトナム椿が咲いていた!
リー・タイ・トー皇帝
湖の中にも神仏の旗が立ってますが、こちらは、玉山祠 (ぎょくさんじ)。
ここは美観地区。左端の白い建物はだまし絵。湖畔周辺には何か所かある。
ホアンキエム湖は旧市街と面している。
ここは旧市街地の入り口。間口1軒ほどの店が軒を連ねている。
旧市街という名前にはなっているが、いまでも一番頼りになるショッピングエリアのようだ。
ここも旧市街地の入り口
旧市街
横丁も店が連なっている。
再びホアンキエム湖畔
祖国のために死んだ犠牲者のための碑
琥珀ブログ 平成23年3月20日 初製作

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