Produced & Photographed by Matsutora
ピラカンサ剪定
平成30年2月18日
PRUNING PYRACANTHA
February 18, 2018
雪でピラカンサの枝が折れて
垂れ下がったままになっていたが、
毎日毎分たくさんの野鳥が実を食べに来ていたので、
実を全部食べつくすまで剪定を待っていた。
ピラカンサは古い枝には実をつけない。
春から伸びた新枝は、夏から秋にトゲ状の短枝を伸ばし、
さらにその枝から出たトゲ状の短枝に秋から冬に花芽をつけ、
翌春に開花し、その年の晩秋には赤い実をつける。
枝が垂れ下がっているピラカンサ

大分すっきりした。

縁日のような賑わいだった我庭も、
木の実がなくなると野鳥もめっきりこなくなったが、
今日は一日中モズがいた。
モズの食性は動物食なので木の実は食べない。
昆虫、節足動物、甲殻類、両生類などを食べる。
チェンソーが喧しい音を立てているのに、
飛び去ることもなくいつも近くにいた。


剪定完了

剪定したピラカンサを眺めているかのようなモズ。
みなさん、どこにいるか分かりますか?

雪で二か所折れた枝

刈り取ったピラカンサの枝

大枝と小枝とに分けると、これだけになった。

更に枝粉砕機にかける。

実は、今日はピラカンサ以外にも剪定する。
通常は粉砕機にかけると、そのまま庭に積んで腐葉土にするが、
ピラカンサは腐っても、焼いて炭にしても
棘がそのまま残るので腐葉土には適さない。
指定のごみ袋に入れて、ごみとして出している。
まずピラカンサを片づけてから、他の木々の剪定・粉砕に手を付けている。

粉砕機にかけるとこれだけになった。

モズはずっとそばにいてくれた。
野鳥が1日中そばにいいてくれたのは初めての経験だった。
まるで家で飼っている猫のような身近さを感じた。

琥珀ブログ 平成23年3月20日 初製作

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