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サイゴン大教会
平成30年3月4日
NOTRE DAME CATHEDRAL SAIGON
March 4, 2018
カトリックの大司教座大聖堂で、聖母マリア教会とも呼ばれる。
サイゴンがフランス植民地であった1863年から1880年にかけて建設された
ネオ・ゴシック様式の教会である。
カトリック教徒も多いベトナムでは、
休日のミサともなれば多くの敬虔な市民によってごった返し、
入りきれなかった信徒が建物正面の広場にも溢れかえるほどである。
その建物の荘厳さから普段は観光地としても人気がある。
2005年、長雨でセメントの一部が剥がれて丁度、
聖母マリア像の右目下に白い筋がひとつ現れると、
「聖母マリアが涙を流した」と大きな騒ぎとなり、
教会付近は、連日、交通渋滞を引き起こしたらしいが、
現在は、残念ながら、老朽化のため工事中で、
内部の見学は出来きず、外からのみの見学であった。
教会とその前の庭園を挟むように走る200mほどの道路は
パリ公社(Cong xa Paris)通りと名付けられている。
また、サイゴンのシャンゼリゼとも言われるドンコイ通りが
すぐ横のロータリーから始まり、
付近一帯が植民地時代の面影を残す観光地となっている。
これらのホーチミン市内観光ハイライト地は、
自宅アパートから歩いて行ける範囲内にある。
街はまだテト(ベトナム正月)飾りが残っている。

福・禄・寿を象徴する三体一組の神像
道教で強く希求される3種の願い、
すなわち幸福(血のつながった実の子に恵まれること)、
封禄(財産のこと)、長寿(健康を伴う長寿)の三徳を具現化した三体の神像。


以上はレストランの飾りである。

中央分離帯も様々な花が咲いている。

ロッテのダイヤモンドデパートやオフィスビル

ダイヤモンドデパートのすぐ近くにサイゴン大聖堂がある。




黄色い梅の花を図案化している。
黄色も梅花も幸福を呼ぶと考えられている。

ドンコイ通り

刺青はただのおしゃれである。
日本以外の国では、威嚇の手段としての刺青は全く存在しない。
実に多くの人々が刺青を楽しんでいる。
外国人観光客を大幅に増やしたい日本政府は、
刺青のある外国人観光客の浴場入場をどうするかを検討していたが、
最近は全く聞かれなくなった。
日本人は刺青に対する恐怖心が根強いので、時期尚早とみたようだ。



琥珀ブログ 平成23年3月20日 初製作

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