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農村の結婚式

令和2年1月5日
RURAL WEDDING
January 5, 2020




同僚のベトナム人教師の結婚披露宴に参列した。
披露宴はダナンから40km離れた
フエの農村にある新婦の実家で執り行われた。
この日、披露宴は午前の部と午後の部の2回あった。
午前の部は両家のご両親の関係者が集まったらしい。
午後の部は新郎新婦の関係者が集まった。
私は新郎の同僚なので午後の部に出席した。




貸切ミニバスに乗ってダナンを出発


ダナンは砂浜が多い。
ここは観光開発されていない砂浜が続いている。


写真中央の道路を通過してフエに向かう。




山の中に仏教寺院が見えた。


後方でかすんで見えるビル群はダナンのホテル街


途中で思わぬものに遭遇した。
ハイヴァン峠にあるハイヴァントンネルである。
ハイヴァン峠は海に付き出しているので、
常に霧がたちこめ、これが「海雲(ハイヴァン)」という地名のもとになった。
歴史的には大越とチャンパ王国の境界になり、
現在ではダナン直轄市とトゥアティエン=フエ省の境界になっている。
気候的にはベトナムの北西から吹く風がこの峠によって遮られ、
南北ベトナム間の気候の境界を形成している。
ハイヴァン峠はその景色の美しさで知られている。
BBCの自動車番組「トップ・ギア」の司会者ジェレミー・クラークソンは、
2008年の番組で「デザートに飾り付けられた完璧なリボンのような美しさ。
世界でもっとも美しい海岸道路のひとつ」と称したが、曲がりくねった道路は、
フエとダナンの間を通行する運転手にとって、長い間試練の道であった。
2005年日本のODAで東南アジアで一番長い全長6.3㎞のトンネルが完成した。
このトンネルで、ハイバン峠を越えるのに車で1時間ほどかかっていたのが、
約10分ほどで通過出来るようになったそうだ。










これも思わぬ光景だった。キリスト教徒の墓地があった。




フエの農村に到着。二期作で今年最初の田植えが1月中にあるらしい。










村落に到着して、バスを降りる。


沖縄のヒンプンのような壁があった。
沖縄では伝統的な家屋の門にはヒンプンと呼ばれる、
魔物除けの壁が設けられている。
魔物が直接家の中に入ってこられないように設けられている。
一般的に男性や客人は右側を通って入り、女性は左側を通って入るそうだ。
フエでは、どのような意味があるのだろうか?




タイで見かけた屋外仏壇もあった。




新郎のお出迎え。




更に横道に入って歩く。


奥の立派な屋根が新婦の実家


自宅前庭が披露宴会場になっている。


新婦のお出迎え。


こちらは新郎。来客を誘導する。






新郎はとにかく歌がうまい。大学の専攻は声楽だったそうだ。
日本語も堪能なので日本人歌手のCDを聞いているのかと思った。
















新婦の社長(日本人)あいさつ。
新婦は、ダナンで起業した日本人の会社に努めている。






















私もちょっとご挨拶と、


一曲披露










































立派な屋敷だった。














 



 
 
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