
Produced & Photographed by Matsutora
うなぎ専門店
令和2年2月21日
EEL RESTAURANT
Feburary 21, 2020
「Lươn」というのが、ウナギだと気がつくと、
ウナギを扱うレストランが街中に目につく。
日本では高価な食材だが、こちらでは卵やかまぼこのように安価な食材である。
ベトナムで食されているのはタウナギという種類である。
田にいるウナギという意味である。
夜行性で、小魚や水生昆虫などを捕食する。
あぜや用水路に穴を掘るので、灌漑に障害を与える例がある。
低酸素の水中では鼻上げをし、空気呼吸を行う。
冬季は泥に深くもぐって冬眠し、土が湿っていれば、水がなくても生きていられる。
そのため、東南アジアでは冬に水を抜いた水田を掘り起こしてタウナギを漁獲する。
つまり水田は米だけでなくタウナギも収穫できるのである。
研究によれば、タウナギは少なくとも①中国および沖縄を除く日本に分布するもの、
②南西諸島に分布するもの、
そして③東南アジアに分布するもの、という3つの集団に分けられ、
それぞれは互いに遺伝的に異なっていることから、
独立した「種」であると考えられる。
日本に分布するものは中国に分布するものと同じ系統に含まれるため、
中国大陸から人為的に移入されたものである可能性が高いとされている。
南西諸島に分布する個体群は、
東南アジアのものとも中国・日本のものとも異なる系統に属している。
このため、中国・日本の系統からは570万年以上前に分岐したと推定される。
また、沖縄にも固有の在来タウナギ類が生息しているということになるため、
保護の必要性が指摘されている。
ウナギレストラン

ベトナムは麺天国で日本以上に実にたくさんの麺類があちこちにある。
これはバインカインといううどんを短く切ったような麺である。
いまの所、ベトナムの麺類で一番好きな麺である。
ハノイでは全くこしのない麺が好まれているが、
ベトナム中部はこしのある麺が人気があるようだ。
バンカインは日本のうどんに似ている。もちもち感のこしがあって旨い。
短く切ってあるのが、バインカインの特徴で、
箸を使わずスプーンで食べるのが一般的である。
つまり麺は入っているが、スープの範疇に入るのだそうだ。
それで汁も全部飲んでしまうというのが一般的な食べ方である。
ところで、麺のもちもち感は、
日本でも大ブームを巻き起こしたタピオカの粉が使われているからである。
皆さん、タピオカの麺を食べたことがありますか?これは旨い!
ところで、 このバインカインは麺以外にタウナギが添えられている。
ウナギバインカインである。


ウナギおかゆ

ウナギは底に沈んでいる。


ウナギ焼き春雨
春雨は日本では煮込みなどの具として使われるが、こちらでは麺として使われる。
汁の中に入った春雨麺もあるが、写真のように汁のない焼きそば風のものもある。



この店の主メニューは、Cháo(おかゆ)、Miến(春雨麺)、Bánh canh(バインカイン)
値段は100円から200円

近くにある別のウナギレスロラン

琥珀ブログ 平成23年3月20日 初製作

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