
Produced & Photographed by Matsutora
フーミーフン高級ニュータウン
令和3年2月27日
PHU MY HUNG NEW TOWN
February 27, 2021
フーミーフンはホーチミンの中心地の1区から、南方へ車で15分程のあたりにある。
1994年にベトナム政府が決定した開発プロジェクトの「サイゴン・サウス・マスター・プラン」に基づき、
台湾企業フーミーフン社(富美興聯營)が不動産開発を進め、緑化環境やセキュリティを重視した、
東南アジアでも有数の高級住宅街となっている。
ベトナム政府が主導するこの開発プロジェクトは、 ホーチミン市南部の総面積約3,300haのエリアが対象であるが、
フーミーフン社は、その内409ha(東京ドーム100個ほど) を開発している。
居住人口は40,000人であるが、そのうち15,000人が外国人である。
韓国人も多く、韓国系の店も多いのでコリアタウンという人もいる。
もともとこのエリアは広大な沼地で人は住んでいなかったが、
4半世紀以上前に、日本の丹下都市建築設計などの世界的建築設計事務所3社が沼地を宅地商業地として造成した。
現在このエリアには、外資系百貨店、高級ショッピングモール、国際学校7校(日本人学校、韓国人学校も含む)、
フランコ・ベトナミーズ病院(2003年にフランス系医師グループによって発足されたこの病院には、
世界中の68ヵ国から年間50万人の患者が訪れる。
150人の常駐医師、1000人のスタッフが対応している)、高級レストランなどがある。
このエリアのイタリアンレストランに招待されたことがある。オーナーもシェフもウエイターも全員イタリア人で、
本場のイタリア料理を出していた。自動車では「メルセデス・ベンツ」や「BMW」や「TOYOYA」がショップ展開している。

















































コリアタウン





スカイガーデン(タワーマンション群)



コンベンションセンター

フランコ・ベトナミーズ病院


フーミーフン全図

フーミーフンの目抜き通りであるグエンバンリン大通り。
この幅広の道は日本にはないと思う。




中央がグエンバンリン大通り


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