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日本進出したベトナムのフォー店
令和3年3月13日

VIETNAM'S PHO RESTAURANT EXPANDED INTO JAPAN
March 13, 2021




ホーチミン市の1区に「Pho Minh(ホーミン)」というフォー店がある。
午前6時から午前10時までの1日4時間営業の朝食屋のようだ。
今朝は、5時起床、5時半に家を出て、朝食を食べに行った。
バス乗車時間は片道35分ほど。バス停までは歩いて15分ほど
バスの待ち時間もいれれば、1時間かけて朝御飯を食べに行ったわけだ、
わざわざバスに乗って、朝御飯を食べに行ったというのは、今までに記憶にない。
Pho Minh(ホーミン)はホーチミン市の中心地グエンフエ通りからほど近いところにあったが、
裏通りの、さらに細い横丁から入った長い路地の奥にあった。
フォーは北部ハノイ市が発祥の地とされている。
この店もハノイの屋台販売から始め、ホーチミンに移転して75年になるそうだ。
現在で3代目だそうだ。朝食だけの営業で、1日200食を売り上げる。
味は南部の人向けに改良を重ねてきたそうです。
人気店らしいが、大学や日本語センターの学生や教職員にも聞いたが
残念ながら誰も知らなかった。店周辺の人々に愛された名店のようだ。
次の写真はグエンフエ通り。ここから店までは150mの近さ。


裏通りのレロイ通りに入る。


細い路地に入る。




地元民の神棚


この路地の奥にある。


到着した。








道の向かい側にも店舗がある。調理はその向かい側でやっている。



横じまポロシャツの男性が3代目当主。


3代目当主と母上様






出ました!106000ドン(501円)だから、一般的な朝食としては高いが、
旨いですね。ミートパイも旨いですね。ミートパイは絶品だ。






ところで、どうしてわざわざこの店に朝食を食べに来たかというと、
この店がなんと東京に支店を出したからだ。
「PHO’ MINH(フォーミン)下北沢店」だそうだ。










 ホーチミン市の「PHÓ MINH」というのはメジャーな店でもなく、
支店があちこちにあるわけでもなく、突然の東京進出である。
「食楽Web」というサイトによると、
「ベトナムで70年以上愛される『フォーミン』が日本上陸! 創業以来、品質維持のため、
1店舗だけの家族経営で味を守り抜いていた『フォーミン』ですが、3代目のディさんの
「この味を世界に広げ、より多くの人を笑顔にしたい」との思いから、日本進出に至っ
たとのこと。オープンにあたり工場にベトナムからシェフを招き、徹底的にレクチャー
を受けて、現地そのままの味を再現させているというこだわりよう。」
ベトナムの日系情報誌「VIETJO(フォーミン)」によると、
「米菓製造業を手掛ける阿部幸製菓株式会社(新潟県小千谷市)のグループ会社で、
飲食店営業と食料品の販売を行うフォーミンジャパン株式会社(新潟県新潟市)は23日、
ホーチミン市で75年続くフォー専門店「フォーミン(PHO’MINH)」の日本1号店として、
フォーをカフェスタイルで楽しめる「フォーミン下北沢店」をオープンした。
フォーミン下北沢店では、阿部幸製菓グループが持つ製造のノウハウをベースに、
現地の味を再現しつつ、日本人好みのアクセントを加えたフォーを提供する。」となっている。
つまり、ホーチミン市の「PHÓ MINH」が東京進出したというよりも、
阿部幸製菓株式会社が、ファー店を開店したいので
ホーチミン市の「PHÓ MINH」から“のれん”と“レシピ”買って
創業したというのが本当のところではないだろうか。













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