
Produced & Photographed by Matsutora
ヤックラム寺
令和3年3月27日
GIAC LAM TEMPLE
March 27, 2021
ベトナムは国民の約70%が仏教徒であり、
国内各地に15,000近くの寺院があるといわれている。
ホーチミン市で最も古い寺といわれるのがヤックラム寺(覚林寺)である。
入り口の傍にある7重の塔がランドマークになっている。


ゴールデンシャワーが咲いていた。

デイゴも咲いていた。



中に入ってみる。

1階


2階

3階

4階

5階

6階。ここまで上がれる。

6階テラス



写真左下に観音像が見える。


7重の塔6階テラスから見えた観音像にやってきた。
菩提樹に囲まれていた。


2番目の門

2番目の門をくぐる。

見事な菩提樹。何百年も前にスリランカから贈られたらしい。




釈迦は沙羅の木が2本生えていた間に横たわって亡くなったという伝説がある。
それらは「沙羅双樹」といわれる聖木になったが、この沙羅の木は国によって違う。
日本は夏椿、タイやベトナムでは次の砲丸の木が沙羅の木になっている。
日本に本物の沙羅の木がないので、沙羅のように白い花を咲かせる夏椿を沙羅の木にしたが、
タイとインドはそれほど遠く離れているわけじゃないし、本物の沙羅の木があるようにも思われるが、
釈迦はネパール南部のクシナガラで入滅している。
気候区分図を見ると、クシナガラはバンコクやホーチミンとは気候的に別になっているので、
バンコクやホーチミンのような熱帯では本物の沙羅の木は育たないのかもしれない。
むしろ日本のほうがクシナガラの気候に近いかもしれない。
日本はヒマラヤの青いケシが育てられるのだから、
日本でも本物の沙羅の木が育てられるかもしれない。
実際、2003年4月、草津市立水生植物公園みずの森で本物の沙羅の木が日本で初めて開花している。
小さな淡い白黄色の星形の花は、ジャスミンティーにも似た芳香を有し、
花後には、羽根突きの羽根に似た大きな翼をもつ実が結実する。
本物の沙羅の木は、英語でSal tree、ネパール語とヒンズー語ではともにशोरिया रोबस्टाというそうだ。
参考(本物の沙羅の木)




ヤックラム寺の家族の木





境内にある小堂




本堂























ヤックラム寺に隣接しているマリンパラダイス。






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