Matsutora Photo




Shikoku Japan

Kohaku Blog

Photographed by Matsutora
on 9th,10th,11th,12th August 2012
 

石鎚山
 
石鎚山は、標高1,982mの山で西日本最高峰である。
愛媛県西条市側(1ルート)と久万高原町(2ルート)に登山口がある。
山頂部は、正確にいえば、最高峰に位置する天狗岳(1,982m)と
石鎚神社山頂社のある弥山(みせん、1,974m)が
ちょうど鬼の角のように少し高くなっている。
その他、南尖峰(なんせんぽう、1,982m)も加えて一連の総体山を石鎚山と読んでいる。
石鎚山は奈良時代から修行道場として知れ渡り、
弘法大師(空海)も修行したとされている。


Mt.Ishizuchi 石鎚山


Ishiduchi Shrine 石鎚神社
























Mt. Kamegamori 瓶ヶ森(かめがもり)


Mt.Ishizuchi 石鎚山(後方)












Mt.Ishizuchi 石鎚山












































Parantica sita アサギマダラ
アサギマダラの成虫は1年のうちに、
日本本土と南西諸島・台湾の間を往復していることが知られている。
ただし北上する個体と南下する個体は子孫の関係で、
同じ個体が移動する渡り鳥の移動とは異なる。
研究者達によって、アサギマダラは夏に日本本土で発生し、
秋になると南西諸島や台湾まで南下、
繁殖した子孫が春に北上し、
日本本土に再び現れるという行動が明らかになった。
中には直線距離で1,500 km以上移動した個体や、
1日あたり200 km以上の速さで移動した個体もある。
2011年10月10日に和歌山県から放たれたマーキングしたアサギマダラが、
83日後の12月31日に約2,500 km離れた香港で捕獲された。
途中高知県でも捕獲されていて、世界第二位の長距離の移動が確認された。


この写真を見て群馬県の山の友人がメールをくれました。
「アサギマダラ、こちら群馬県北部でもみることができます。
スキー場のゲレンデ周辺などの草原と森が接しているような場所に
ヨツバヒヨドリという植物が生えていて、
この花の蜜を吸いに集まってきます。
そして秋になると南に渡っていくということで、
羽根に場所や日付、採集者名を書き込んで放して、
移動ルートを調べたりしているそうですね」
この白い花はヨシバヒヨドリというそうです。
もしこの花がなければこの蝶は育たないようです。
山や野原の植物は無闇に採取してはいけませんね。
私達にとっては雑草でも、
ある種の生き物にとっては生命の糧になっている
ということは大いにあるようです。


Mt.Misen, one of the top of Mt.Ishizuchi 弥山(石鎚山山頂部)








Mt.Tengudake, one of the top of Mt.Ishizuchi 天狗岳(石鎚山山頂部)






Mt.Misen(back side) 弥山(後方)


Mt.Tengudake(back side) 天狗岳(後方)















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