平成23年10月30日
7月11日から9月18日までの70日間東京に滞在しました。
研修編
言語学、日本語、日本語教授法などを研修しました。
渋谷近くに見事な桜並木があります。
その桜並木に面してニューグローバル研修所があります。


ここで言語学や日本語や日本語教授法などの研修を受けていますが、
特には留学生に授業することもあります。
今、私の出身地の四国について話しています。

iphoneでも写真を呼び出して見せています。
留学生の携帯電話の写真も見せてもらっています。
彼女たちはどこの国から来たと思いますか?
ミャンマーからやってきました。
大変聡明で魅力的な女性です。
研修所の屋上からの眺望です。
桜並木が素晴らしいです。
いつかこの桜の満開を見に来たいと思っています。
屋上で記念写真を撮りました。
彼女たち二人と一緒にチームを組んで研修することが多いです。
中央の女性は長年中国の大学で教員をしていた方です。
もちろん美しい発音で中国を喋られます。
右端の女性は最近韓国留学から帰国されたばかりです。
大変な韓国通で、もちろん韓国語も堪能です。
このような素晴らしい仲間と一緒に研修ができて最高です。\(^o^)/
こちらは海外技術者研修センターです。
ここは日本人の技術者を育てて海外に送り出すのではなくて
海外から来た技術者を研修する政府系の機関です。
近年インドネシアやフィリピンから看護師や介護福祉士が来日していますが、
彼らはまずこの研修所で日本語などの研修を受けます。
そして全国の病院や福祉施設に赴任します。
この研修所で話したりディスカッションしたりする機会がありました。
みなさん人柄も素晴らしく、明るく、その上大変優秀です。


このクラスはインドネシアからきた方々です。
研修後は全国の病院や老人施設に配属されます。
そして看護婦は3年以内、介護士は4年以内に
日本の看護師や看護福祉士の国家試験に
合格できなければ帰国しなければなりません。
もちろん、この国家試験は
日本人が受験するのと全く同じテストです。
つまり3年や4年でこのレベルの日本語を
マスターしなければならないのです。
とはいえ、彼女たちはみんなインドネシアで
看護婦や介護士の免許は持っているのです。
そのことを勘案すれば、
これは失礼な受け入れ制度にも思われますが、
この解決には、乗り越えなければならない問題も
いろいろあるようです。
速やかに改善されることを祈ります。
彼女たちの明るさに救われました。
記念写真を撮ると言ったら、みんながワーと集まってくれました。
この人懐っこさがうれしいですね。\(^o^)/
配属された病院で医療関係者や患者さんから
ぜひとも大事にしていただきたいと切に思いました。
こちらは別のクラスです。
インドネシアの方々と話していたら、
日本の個人主義の負の側面がうっすらと浮き彫りになった気がしました。
日本には現在27歳以上の“ひきこもり”者と
その一歩手前の者を含めると300万人にもなるそうです。
これとは別に1日中誰とも話さなかったという独居老人も
大変な数になると思います。
彼らはインドネシアでは考えられないことだといいます。
記念写真も撮りました。
大変素敵な女性たちですね。
事も一緒にしました。
生まれて初めてインドネシア料理を食べました。
みなさん、日本で幸せになってください。
日本のみなさん、どうかよろしくお願いいたします。m(__)m
こちらは代ゼミタワーです。
こちらでも研修がありました。
余暇編
週末には自然や文化を求めて外出することもあります。
ミシュラン3星に認定された高尾山に登りました。
新宿から1時間でこのような自然豊かな場所があります。
カサブランカ並みの豪華な大百合ですが、天然の山百合です!
なんとオオムラサキ(国蝶)が羽を休めていました。
ときどき江戸紫色の優雅な羽根を広げます。\(^o^)/
古寺もあります。
神社のような佇まいの寺院ですが、
神仏や山岳信仰と融合した独自の文化を残しています。
晴れた日には富士山も見えます。
自然豊かで、独自の文化を今に伝える高尾山は
納得の三星です!\(^o^)/
こちらは新国立美術館です。
斬新な構図が美しい黒川紀章氏の設計です。
この美術館は常設室がありません。
全て期間限定の展覧会です。
この日も8つの展覧会を開催していましたが、
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展が多くの人気を集めていました。
江戸東京博物館へも行きました。
無料招待券をもらいました!\(^o^)/ハ゛ンサ゛イー
花魁の再現!
神田祭
日本最初の映画館(電気館)。
当時は、映画を活動写真といい、映画館を電気館といった。
この電気館は1903年浅草六区に開設された日本最初の映画館の模型。
関東大震災で崩壊した当時の高層建築の模型。
恵比寿ガーデンパレスでは台湾祭りがありました。
恵比寿ガーデンパレスにて
靖国神社みたままつり


台東区の日本堤は“あしたのジョー”の舞台です。
近くには招き猫の発祥地である今戸神社があります。
今戸神社の近くの街の中に柳の木がありました。
この柳は“見返り柳”といわれています。
かって隆盛を極めた吉原の入り口にあり吉原のシンボルでした。
また、樋口一葉の“たけくらべ”はこの柳の描写で始まります。
「廻れば大門の見返り柳いと長けれど、
お齒ぐろ溝に燈火うつる
三階の騷ぎも手に取る如く・・・・・・・」
隅田川花火大会は
江戸時代から続く日本最古の花火大会です。
みんなで場所取りして飲みました。
いよいよ花火が始まりました。
葛飾区亀有に行ってきました。
こちらは亀有公園です
亀有は漫画の“こちら葛飾区亀有公園前派出所” の舞台です。
亀有駅前に雰囲気の似た交番もあります。
街のあちこちに主人公の“両さん”の彫刻が設置されています。
葛飾区深川にある芭蕉記念館です。
この記念館はかつて芭蕉が住んでいた草庵跡に作られています。
芭蕉記念館によると、松尾芭蕉の母親は出自は愛媛県だそうです
芭蕉記念館近くの芭蕉庵史跡展望庭園
芭蕉は八百屋お七の大火で草庵が全焼し近くに転居している。
芭蕉はここにあった草庵から“奥の細道”の旅に出ました。
夜の浅草寺。ホテルから歩いて20分です。
この境内から上野駅まで歩いて20分です。
ホテルー浅草寺ー上野駅の往復が日々の散歩コースです。
東京滞在最終日には友人が車を提供してくれました。
みんなで房総半島(千葉県)に千葉県に行きました。
まず、首都高速からアクアラインを通過しました。
写真は海ほたるです。
いい天気でした。後方左に富士山が見えました!
別のアングルで撮影した富士山です。
千葉県に到着すると、あちこちで秋祭りをやっていました。
房総半島の最南端の館山市(たてやまし)に到着しました。
館山市は“南総里見八犬伝”の舞台です。
館山城です。内部は南総里見八犬伝資料館になっています。
“南総里見八犬伝”は創作ですが、
里見氏(館山城主)に仕えた8名の遺臣がモデルとされています。
写真はその8名の遺臣の墓です。
館山城を後にして、鋸南町(きょなんちょう)にきました。
この町には鋸山(のこぎりやま)があります。
この鋸山の中腹から山頂にかけて日本寺(にほんじ)があります。
日本寺には奈良の大仏よりも大きい大仏があります。
百尺大仏もあります
鋸山は日本寺もすばらしいですが、山頂の絶壁も素晴らしいです!

私も絶壁に立ちました!
みなさ〜ん、こんにちは。松虎です!
飲み会も度々ありました。
発見編
生まれて初めて見た!造花ではありません。
白いバラに色のついた液体を吸わせて着色するそうです。
タスポカードがなくても煙草が買える自動販売機です。
免許証でも買えますが、免許証がなくとも
年齢判別装置(銀色のミラー)があるので簡単に購入できます。
こんなローソン見たことがありますか?100円店のローソンです。
全てが100円というわけではないですが、
安価なので近所にあれば助かります。大都会を中心に増えているそうです。
なんと見晴らしいのいいトイレなのか!爽快です!
東京駅前の大丸のレストラン街にあるトイレです。
改築中の東京駅も見えます。
これは安藤広重の亀戸天神ですが、実際に行ってもみました!
現在の亀戸天神です!
木造の橋はコンクリート製に代わっています。
こちらも安藤広重が描いた“橋場の渡し”です。
かっての“橋場の渡し”があったところです。
宿泊所編
こちらは台東区にあるホテルです。 ここに70日間滞在しました。
室内にはツードアの冷凍冷蔵庫があるので氷がいつでも手に入ります。
そのほか共同ですが台所や洗濯室があるので便利です。
テラスからは東京スカイツリーが見えます!!\(^o^)/
研修の予習復習中です。


大変有意義で楽しい研修でした。

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