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今城塚古墳
令和6年1月13日
IMASHIROZUKA BURIAL MOUND
January 13, 2024



一口に「古墳」といっても古墳の規模も所有や管理の主体も様々である。
全国には約16万基の古墳があり、そのうちの約4,700基が前方後円墳である。
天皇や皇族の墓は宮内庁が「陵墓」として管理、
それ以外は歴史的な重要度に応じ国や自治体が「史跡」に指定するが、
個人所有の古墳が大半である。
陵墓は宮内庁管轄で一切の立ち入りが厳禁されている。
日本第一位の考古学者でも日本歴史家でも入れない。
古墳は天皇家に、天皇家は神話に繋がっているので
科学的な調査及び実証をされると
神話に支障をきたすからではないかと個人的には思っている。
歴史的な解明が知りたくはあるが、
神話は神話のままでロマンのベールに包んでおくのも一つの方法かもしれない。
しかし、ここは一般人が足を踏み入れることができる唯一の大型の前方後円墳である。
どうして立派な前方後円墳の上を縦横に歩くことができるのか。
実はこの古墳は宮内庁ではなく、高槻市教育委員会が管理している。
その関係で立ち入りが許可されている。
高槻市教育委員会は継体天皇の古墳(陵墓)だと言っているが、
宮内庁はそれを否定し継体天皇の古墳(陵墓)は別にあると主張している。
さて、その論争はさておいて、
天皇級の古墳の中に足を踏み入れることができる古墳はここしかない。
謎の古墳というロマンもある。
旅行先の訪問地として推薦できる。




後方の樹木林は今城塚古墳、古墳の前に埴輪が陳列してある。
















これから古墳の中を縦横に歩く。








ごく普通の山道に見えるが、前方後円墳の中にいる。






今城塚古墳


どうやって古墳を作ったか。




今城塚古代歴史館


























継体天皇














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